研究室の学生達と

ここで紹介した研究成果は、私の展開する研究テーマに興味をもち、私の研究室の一員となった専攻科生と卒研生達が、熱心に、研究に日々取り組んだ証でもあります。私は、卒研着手の学生に「研究するとは何なのか」を知って、また、高専生活の集大成として人間力をより一層向上して卒業して欲しいと思います。合成条件の検討はトライ&エラーの繰り返しで、気が滅入ってしまうこともあります。しかしながら、多くの失敗を乗り越え、成果物を見出した時の喜びは格別です。学生に、研究の中でそんな喜びを少しでも味わってもらえればと思いながら、学生と向き合っています。
そして、彼らが、国内外の学会発表会場にて高分子化学分野を研究している大学生や大学院生らと肩を並べて発表する姿を見て、私は、大変誇らしく思います。
現在までの経歴
1995年 | 姫路工業大学大学院工学研究科 博士課程生産工学専攻 修了 |
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1995年 | 兵庫県立工業技術センター 研究員 |
1997年 | 宇部工業高等専門学校 物質工学科 講師 |
1999年 | 宇部工業高等専門学校 物質工学科 助教授 |
2005年 | 環境技術学会 論文賞 受賞 |
2007年 | 宇部工業高等専門学校 物質工学科 准教授 |
2009年 | 宇部工業高等専門学校 物質工学科 教授 |
2015年 | 合成樹脂工業会 学術奨励賞 受賞 |