2014.04.11
4月10日(木)・11日(金)に、山口市の国立山口徳地青少年自然の家において、平成26年度新入生合宿研修を実施しました。
この研修は、クラスの仲間や教員との人間的なふれあいを図り、相互の信頼関係を深め、友情・思いやりのこころを養うことなどを目的に毎年行っているものです。
初日は、入所式の後クラス毎に写真撮影を行い、午後から校長と教務主事の講話、課題テストを行いました。課題テストでは、宇部高専に入学してから初めてのテストに、みな緊張した様子でしたが、真剣な表情で取り組んでいました。
夜に実施したレクレーションでは、声を出さずに誕生日順に並んで輪をつくる「バースデーリング」というゲームを行いました。誕生日を伝えようと一生懸命ジェスチャーをしたり、輪ができたあとに前後の人と会話をしたりするうちに、クラスだけではなく、普段はなかなか交流のない他学科の人とも自然とコミュニケーションが取れるようになっていきました。ゲームの和やかな雰囲気の中、これから5年間勉学・課外活動等共に励んでいく学年の仲間との連携を深めることができたようです。
2日目には、予定どおり大原湖へのハイキングを実施しました。あいにくの曇り空でしたが、桜や菜の花が咲く道を、みな汗をにじませながら目的地の大原湖を目指しました。途中走り出すほど元気な学生がいる一方で、仲間との会話や風景を楽しみながら歩く学生もいて、各々自分のペースでハイキングを楽しんでいました。
1泊2日の短い期間ではありましたが、これから本格的に始まる勉強へのモチベーションを高め、仲間との交流を深める良いきっかけになる研修となったのではないでしょうか。宇部高専での5年間は社会人としての基礎をつくる5年間です。新入生の皆さん、自分の“目標を持って”勉学に、課外活動に取り組んでいってください。
校長講話 | バースデーリング |
朝のつどい | ハイキング |