2015.10.05
8月26日(水)から28日(金)に開催された国際会議(2015 International Workshop on Smart Info-Media Systems In Asia)において、生産システム工学専攻1年の末安慶大さんがBest Student Paper Awardを受賞し、10月1日(木)に三谷校長へ受賞を報告しました。
左から久保田准教授、末安さん、三谷校長
この会議は、一般社団法人電子情報通信学会におけるスマートインフォメディアシステム(SIS)研究会が企画している国際会議で、日本だけでなく、アジア地域の研究者が集い、知的情報メディアシステムに関する研究成果を発表し、ディスカッションを行う場です。今年は千葉県習志野市の千葉工業大学・モリシアホールで開催され、約100人が参加しました。
受賞について、末安さんから「この度の受賞を大変光栄に思います。今回の受賞について、久保田先生に指導して頂いたことと同じ研究室の学生の力添えに感謝いたします。これを良い経験として今後の研究を進め、その成果を学会等で発表できるように頑張りたいと思います」との感想がありました。
三谷校長に研究内容と受賞を報告しました
受賞題目
A Modified Particle Swarm Optimization Considering Conflated Component of Personal and Global Best Positions(自己最良位置と全体最良位置の合成成分を考慮した改良型粒子群最適化法)
研究内容
粒子群最適化法は、鳥や魚などの群れ行動に着想を得た探索アルゴリズムで、与えられた問題に対する最良の解を発見する際に用いられる方法の1つです。この研究では、その探索の性能を改善することを目的として、アルゴリズムの改良を行いました。具体的には、各粒子の自己最良位置と粒子全体の最良位置の合成成分を考慮して探索を行う方法を新たに提案し、その有効性を検証しました。