2016.02.02
1月28日(木)、中会議室にて組織・人材開発コンサルタントとして活躍中で宇部高専OBの村上卓 氏(2003年物質工学科卒)を講師に迎え、学生向けのワークショップを開催しました。ワークショップには、学生会や寮生会のメンバーを中心に、本科2~4年生までの19名が参加しました。
学生に説明をする講師の村上卓 氏
ワークショップの様子
ワークショップでは、ボールを参加者全員で速く回すためにメンバー同士が試行錯誤してタイムを縮めていくものと、目隠しをしてリーダーの指示に従いながら正方形を作っていくものの2つの活動が行われました。
村上氏は、「リーダーシップとは何であるか」をファシリテーターの考えを提示するのではなく、ワークショップを通じて学生自身が体感できるようにされていました。参加した学生は、リーダーシップをとるには自分自身の言葉で表現することが大事であるということを実感することができました。
参加者による記念写真
参加した田口紗妃さん(寮生会総務副委員長、物質工学科4年)のコメント
私は人前で話すのが苦手で、みんなを引っ張るリーダーには向いていないと思います。でも、自分が楽しくなる、そしてみんなも楽しくする、それがリーダーシップの力の1つなら私にもできると思いました。何かをグループでする時、リーダーがいればリーダーに従います。そして失敗も成功も、その結果はほぼリーダーの力だと考えてしまいます。しかし、リーダーがリーダーシップを発揮するには、周りの人の協力、そしてお互いの信頼関係がとても重要になるのだとわかりました。