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2017.01.17
1月12日(木)、NPO法人木野環境代表理事の丸谷一耕氏を講師にお招きし、技術者リテラシー「人口減少と温暖化に備えるバイオマス発電によるインフラの最適化」の講演会を実施いたしました。
講演(木野環境 丸谷 一耕氏)
本講演では、現在のごみ処理問題を写真とグラフを合わせて分かりやすく説明されたのち、ごみ処理を利用した発電システムを通して、25年後のインフラや社会構築に深く関係する人口減少と温暖化対策についても深く議論をしてくださいました。宇部高専の学生はもとより産学官からの参加もあり、準備した配布資料210枚はすべてなくなるほどの盛況ぶりでした。また、講演後、木野環境の上田祐未氏によるワークショップが開催されました。実際に生ごみからバイオガスを作製する実演を行い、作製されたバイオガスが燃料として利用できることも実演してくださいました。
実演(バイオガスの作製過程)
作製したバイオガス(ペットボトル)
バイオガスの燃焼実験
25年後は参加した多くの学生が保護者と同じ年齢になる時期です。今回の講演を通して、普段のごみの分別やバイオマス発電を利用した資源の有効利用に関して意識していただければとてもうれしい限りです。