2017.01.13
平成28年12月23日(金)、専攻科エンジニアリングデザインの一テーマ「テクノロジー×アート」の受講者である専攻科1年生4名(小野さん、中澤さん、福田さん、三宅さん)が、TOKIWAファンタジア2016へ1日限定で「お化け退治アプリ」を出展しました。これは、宇部市常盤公園管理課様のご厚意により、常盤公園内の一角をお借りし、実現できたものです。
本作品は、漆黒の闇に吸い寄せられる木々を背景にして、プロジェクタで投影された透明シート上に次から次へと浮かび上がる恐ろしい無数のお化けを、懐中電灯型のコントローラから発せられる光を照射し制限時間内に退治するゲームアプリです。
専攻科エンジニアリングデザインは、専攻科1年生が出身学科の異なるメンバーからなるチームを編成し、1年をかけて「ものづくり」に取り組み、専門性を活かしながらチームワーク・リーダーシップ・コミュニケーション・創造性等、エンジニアとして必要な実際的な力を身につけることを目的としています。本作品の作製過程は、まずテーマの設定から始まり、アイディア出し、「もの」のデザイン、デザインの中間発表、試作品の作製、オープンキャンパスでの試作品の出展及びアンケート調査を経て、多数の意見のフィードバックを参考に試作品から本作品へと仕上げていきました。ゲームのプログラムはもちろん、お化けのデザイン、サウンド、懐中電灯型コントローラ等、限られた予算内でチーム一丸となり協力してオリジナルな本作品を作製しました。
本番では、寒風吹きすさび、時折小さい雨がちらつく中、最初のセッティングに苦労したものの、17時30分から21時30分までの間、ゲーム回数が170となり多くの方々に楽しんで頂けました。余りにも怖い雰囲気のため、小さいお子様は近づくことすらできない状況も見受けられました。楽しく遊んで頂いた方々に感謝いたします。
常盤公園内の一角でのお化け退治の光景