2018.10.18
8月20日(月)から8月31日(金)までの2週間、永進専門大学(大邱広域市)が運営する大邱慶北英語村で宇部高専教員英語研修を実施し、一般科3名、機械工学科1名、経営情報学科1名、計5名の教員が参加しました。
当英語村には、アメリカ、イギリス、カナダ出身の55名のネイティブの教員が常駐し、その全員がウィスコンシン州立大学リバーフォールズ校のTESOL(Teaching English to Speakers of Other Languages:英語が母国語ではない人々向けの英語教授法に関する資格)を取得しています。
英語村での集合写真
今回の研修は、慶尚北道の高校、中学校の教員向けTEE(Teaching English in English)プログラムをアレンジして実施されました。研修の目的は、英語で専門教育を実施するためのスキルを習得することで、アクティブラーニングを前提とした授業プラン、授業スキル、コミュニーションなどについて学びました。また、研修では、listening, reading, speaking, writingの4技能の確認と向上のための講義があり、それ以外に、異文化理解(イスラムについて)の講義、国際常識(国連について)の講義などもありました。
講義は、午前に3コマ、午後に4コマ、夕食後に1コマの1日8コマが基本でした。朝・昼・晩の食事は、教員食堂でネイティブの先生と一緒にとることが多く、英語漬けという生活を送ることができます。
研修の2週目に、永進専門大学の機械工学科と経営学科学に別れ、英語での模擬講義を実践し、最終日には最終チェックということで、ネイティブの先生の前で英語での専門講義を行いました。
英語での専門講義
宇部高専が今回初めて実施した教員英語研修に参加して、英語で専門教育を行うためスキルを身に付けることができ、今後の授業に活かしていきたいと思います。
帰国後の報告会での集合写真