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台湾文藻外語大学日文系の学生がインターンシップの成果報告を行いました

NEWS

2020.02.13

令和2年1月31日(金)、宇部高専や宇部市役所、県内企業でインターンシップを行った台湾文藻外語大学(高雄市)日本語学科の蔡恵竹さん、鄭媛元さんの2人が、3週間の研修について成果報告会を行いました。
終了後、2人には山川昌男校長より研修の修了証書が授与されました。

成果報告会の司会をする英会話部の学生

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成果報告を行う蔡恵竹さん

成果報告を行う鄭媛元さん

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山川校長から修了証を受け取る蔡恵竹さん

2人は日本語のレベルアップと国際交流活動の推進を目的に1月13日に来校しました。宇部高専の研修では、国語や社会、異文化理解の授業に高専生と一緒に参加し、日本語での議論やプレゼンテーションを行いました。また、3週間生活した白鳥寮の規則を中国語に翻訳する作業も行いました。

宇部市役所の観光・グローバル推進課にて研修を行い、期間中市内の介護施設や給食センター等の施設を訪問することで、日本の地域社会の現状及び市政府の取り組みについて学びました。
山口の老舗製菓会社・あさひ製菓(本社柳井市)での研修では、本社で坪野恒幸社長から直接会社の歴史について学び、宇部市にある宇部ファームやシュクルバンにて販売や製造の研修を行いました。また、台湾であさひ製菓の製品を販売することになった場合、どのような方法が望ましいか、その企画を立てる研修も行いました。

成果報告会には3週間の間に交流した教員や学生が集まり、来日した時よりもレベルアップした2人の日本語でのプレゼンテーションに耳を傾けました。報告会終了後にはペリカン食堂にてフェアウェルパーティが開催され、2人との最後の別れを惜しむ様子が見られました。

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成果報告会終了後の記念写真

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フェアウェルパーティの様子

インターンシップ生のコメント

蔡恵竹さん

3週間はあっという間に過ぎてしまいましたが、宇部での毎日はとても充実でした。日本語教師と翻訳者になることを目指しているので、学校だけでなく企業でのインターンシップができる宇部高専に来ました。毎週違う場所で職場体験や会社の見学をして、できるかぎりの日本語を使って、色々な形で日本人と交流しました。以前に自分ができなかった経営の企画や接客にもチャレンジできました。語学力の上達だけでなく、様々な体験を通して日本人の高専生や社会人の生活もよく分かりました。3週間で、宇部高専、宇部市役所、あさひ製菓の方々からいただいた応援と勇気も私に新しい力を注いでくれました。ここで見つけた感動を忘れずに、帰国して3週間で勉強したことをしっかりと覚え、考え、また新しいものを創り出したいと思います。

鄭媛元さん

宇部高専へ来る前はすごく不安で緊張していましたが、来たら皆すごく優しいし、私の変な日本語も真面目に聞いてくれて、毎日楽しく不安を感じたことはありませんでした。宇部高専や宇部市役所、またはあさひ製菓でのインタンーシップは、宇部市の歴史や文化を勉強したり、日本の職場の体験など、色々なことを経験しました。その間、学生からお年寄りまで交流することができて嬉しいです。この3週間は短く、やりたいことまだたくさんあって少し残念ですが、ここで出会った人たちと一緒に作った沢山の思い出は一生忘れませんし、これからもまた出会えるよう頑張っていきたいと思います。


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