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2020.02.04
物質工学科の島袋勝弥准教授が、2020年2月2日に放送されたNHKラジオ番組、「視覚障害ナビ・ラジオ」に出演しました。「視覚障害ナビ・ラジオ」は最新のニュースや生活情報、魅力的な生き方などを全国の視覚障がい者やその関係者に届ける情報番組です。
NHKスタジオでの収録の様子。奥が古屋アナ、手前が島袋准教授
番組では、昨年12月にNHK障害福祉賞に入選した島袋准教授のエッセイ、「ヴィジュアル系研究者でいこう!─視覚障害者だけど、顕微鏡マスターになりたい─」が取り上げられました。
事前に本校で収録した島袋准教授の講義や研究活動の様子、学生へのインタビューを織り交ぜながら、司会の古屋和雄さんの質問に、島袋准教授が答える形で番組は進行しました。目のハンデを負いながらも、顕微鏡を使った研究を続ける島袋准教授のこれまでの歩みが詳しく語られています。
島袋准教授の講義の様子
また、番組では島袋准教授が視覚障がい者として生きる上での経験した葛藤、挫折、それから立ち直るためのリハビリについても触れています。とくに、本校の支援体制、教員や学生による「ナチュラルサポート(自発的な支援)」によって支えられている様子も具体的に語られています。
今後、インクルーシブ社会の実現に向け、当事者視点から示唆に富んだ番組となっています。
放送は、以下のWebサイトでも視聴可能です。