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機械工学科の徳永准教授の論文がPhysics of fluidsのFeatured articleに選出されました

NEWS

2020.11.10

機械工学科の徳永准教授の論文、“Nonequilibrium Molecular Dynamics Study on Energy Accommodation Coefficient on Condensing Liquid Surface —molecular boundary conditions for heat and mass transfer”が、American Institute of physics (AIP)誌のPhysics of fluidsに掲載され、特筆すべき論文として、Featured articleに選出されました。非平衡系の気液界面における分子境界条件について非平衡分子動力学解析(NEMD)による検討を行い、反射分子の適応係数についての新たな定義によって非平衡輸送現象の合理的説明を可能にしたことを、Micro- and Nanofluid Mechanics分野の専門家が高く評価したものです。

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掲載論文

Physics of fluids外部リンク(https://aip.scitation.org/journal/phf)

論文名

Nonequilibrium Molecular Dynamics Study on Energy Accommodation Coefficient on Condensing Liquid Surface —molecular boundary conditions for heat and mass transfer外部リンク(https://aip.scitation.org/doi/10.1063/5.0027945)

著者

Atsushi TOKUNAGA (National Institute of Technology, Ube college)
Takaharu TSURUTA(Kyushu Institute of Technology)

掲載日

2020年11月6日

論文概要

本論文では、アルゴン分子を用いた非平衡分子動力学解析により、気液相変化現象についての検討を行っています。非平衡条件下では、平衡状態の反射分子の速度分布が高速側に遷移することを明らかにし、平衡系の反射分子のエネルギーを基準とした世界初の反射分子の適応係数を定義しました。その結果、非平衡度とともに適応係数が低下すること、液面へのエネルギー輸送が制限され、余剰エネルギーが気相側に顕熱輸送として戻されることが原因となり逆温度勾配現象が観察されることを示しました。また、適切な分子境界条件を設定することが界面現象を正確に説明する上で重要であることをDSMC解析とNEMDの結果を比較することで明らかにしました。


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