2021.06.28
令和3年5月から6月末にかけて、本校が学術交流協定を結ぶ韓国永進専門大学(大邱広域市)の学生と経営情報学科の学生が「オンライン異文化交流」を行っています。
同大IT系、観光系には日本企業就職クラスがあり、例年多くの学生が日本企業に就職しています。また、宇部高専とは例年相互交流を実施しており、これまでも多くの学生が専門教育の交流や語学交流に参加してきました。
昨年度に続き今年度の夏季もコロナ禍の影響で留学が中止になったため、今回もZoomによるオンライン異文化交流を実施することにしました。本校経営情報学科の1年生から4年生までの学生26人、同大IT系、観光系の学生36人が参加し、毎週1回、4人または5人のグループで自分たちが興味のある話題について会話をしています。
日本人学生は韓国語を学ぶ機会に、韓国人学生は日本の若者言葉をはじめとした就職後にも活用できる実践的な日本語を学ぶことができ、双方にとって実りの多い活動となっています。
今後対面式の交流が再開されても、こうしたオンラインによる交流は継続して行う予定です。
交流の様子 |
参加した学生のコメント
西米梨花さん(経営情報学科3年)
今回私はコロナの影響で直接の交流ができないからこその国際交流をしてみようと思いこの活動に参加しました。
週1回zoomを使って日本語でお互いの文化の紹介やおすすめの食べ物、面白いドラマの話などをトークテーマとして活動しています。最初はお互い緊張が解けず上手く会話ができなかったりしましたが、回数を重ねるごとに友達とビデオ通話をする感覚で活動に参加することができました。国際交流といえば英語で話して語学力を伸ばすというイメージが強いですが、日本語の会話でも色々な話をしていくうちに日本と韓国の文化の違いなどが見えてきて、異文化理解に繋がったと思います。
また、私はこの活動にサブリーダーとして関わらせていただき、企画運営の方法などを先輩方に教えていただきました。この経験を活かしてもっとたくさんの国際交流に携わっていきたいです。