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2021.12.03
令和3年10月16日(土)、11月20日(土)の2回にわたり、宇部高専図書館棟2Fマルチメディア学習室において、宇部高専市民文化サロンを開催しました。本事業は、人文科学や社会科学、自然科学にわたる幅広い学術分野について一般市民の方々に分かりやすく紹介し、自由な意見交換等を通じて受講者の教養を高めることを目的としたものです。
「くずし字で読む古典」は、平成26年度から継続して一般科の赤迫照子教授が講師を務める人気の講座で、くずし字(平仮名)の読解を通して、日本古典文学および日本文化への理解を深めるために開催しています。今年度は『蜻蛉日記』をテーマにして行い、13名の方に参加いただきました。
講義の様子 |
参加者に個別の指導を行う赤迫教授 |
毎年参加される方も多く、講師の話に熱心に耳を傾けていました。初めて参加される方にも講義内容をわかりやすく説明されており、講義終了後には個別で質問をされる方も多くいました。
受講後のアンケートでは、「学生時代に戻ったようでワクワク、ドキドキした時間でした」や「楽しく有意義に参加させていただきました」など、多くの感想をいただきました。
今後も宇部高専地域共同テクノセンターは、市民文化サロンを通じて、工学系分野のみならず、幅広い分野においての地域貢献活動を行っていきます。