独立行政法人国立高等専門学校機構 宇部工業高等専門学校

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<地域課題解決型 地域教育>「SDGsワークショップ」を開催しました

NEWS

2024.11.20

令和6年10月20日(日)、琴崎保育園にて就学前の子どもを対象とした、ステンドグラスを作る「SDGsワークショップ」を開催しました。今回のワークショップは、就学前の子どもたちに体験型のワークショップを通じて様々なことへ興味・関心を持ち、思考の発達促進に繋がることを期待して企画したものです。
ワークショップは開始から常に満席状態で、用意していた35名分の材料は約2時間でなくなり大盛況のうちに終了となりました。
なお、資材の一部は、本校の3Dプリンターで制作したもので、当日は3Dプリンターの説明も行い、たくさんの方に興味を持っていただけました。

今後も、就学前教育としてのワークショップを継続的に開催する予定です。

ステンドグラスづくりの様子①

ステンドグラスづくりの様子②

参加学生のコメント

東 朋樹さん(機械工学科4年)

 今回、ステンドグラスを入れる額縁は、1か月以上前から設計し、学校の3Dプリンターで製作をして準備をしました。ステンドグラス作りを通じて、就学前の子どもたちでも楽しめて色の使い方の勉強や3Dプリンターなどのデジタル技術を知ってもらえるワークショップが開催できたと思います。今後も就学前教育の充実を目指すワークショップを進めていきます。

増田 大輝さん(機械工学科4年)

 ワークショップに参加した子どもたちが大人になる頃は、一家に1台3Dプリンターが普及している可能性があると思います。ステンドグラスを作り始める前に3Dプリンターのことを説明すると、凄く興味を持ってもらえました。子ども達だけでなく保護者の方々ともお話しをさせていただき、自分たちにとっても意義のある機会となりました。今回、ワークショップを開催して就学前教育の大切さを実感しました。デジタル技術だけでなく、子どもたちの創造力や学習意欲を育めるような様々な就学前教育の機会を今後も開催していきます。

地域課題解決型PBL(Problem/Project Based Learning)「地域教育」とは?

宇部高専では、2017年度よりエンジニアリングデザイン能力の醸成、課題発見能力育成および多様なイノベーション創出を目的としたアクティブラーニング型授業として地域課題解決型PBL「地域教育」を開講しています。課題を与える(選択する)のではなく、自らが課題を発見するところから取り組み、実践活動することで、今、社会が求めている「待ちではなく、自ら考え、提案、行動できる人材」を育成しています。


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