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韓国大邱市英語村(DGEV)で語学研修を実施しました

NEWS

2025.04.08

令和7年3月6日(木)~3月17日(月)の12日間、韓国大邱市にある英語村(DGEV)で、中国四国地区高専合同の語学研修を実施し、宇部高専から1年生8名、2年生4名、3年生4名の計14名が参加しました。

オープニングセレモニーの様子

この研修は、中国・四国地域の高専が合同で参加しており、COVID-19の影響からも回復し、今年は宇部高専をはじめ、呉高専、阿南高専、松江高専、高知高専、新居浜高専、香川高専、大島商船、津山高専、広島商船の計10校から、総勢81名が参加しました。学生は全員、DGEVのドミトリーで生活をすることになります。ドミトリーは床下暖房(オンドル)で室温が管理されており、食事も3食ビュッフェ形式で摂れるなど、研修環境は恵まれています。

本講義は、学生のレベルに合わせた少人数チームの講義から、レストランや航空機、ホームステイ先、ドラッグストアなど、様々な場面を想定した英会話が学べるシチュエーションイングリッシュが行われます。設備のリアリティが学生から好評です。講義は終日あり、1日の最後には、ネイティブの講師を囲んだ復習の時間が設定されています。

現地の先生や他高専からの学生と交流

授業風景

本研修は、韓国国内でも複数のニュース、新聞に取り上げられており、現地でも注目されております。

韓国国内のニュース記事【こちら】外部リンク

今後も宇部高専では、韓国永進専門大学およびDGEVとの交流を通じて、国際交流活動を継続・発展させていきます。 本研修は、様々な学科・学年の学生が参加するため、交友の場を広げ、新しい刺激を受ける機会にもなっています。

研修中の仲間たち

参加した学生のコメント

Iさん(1年生)

 私は今回の海外研修で色々なことを知れました。言語の壁がある中での意思疎通の仕方、集団行動での大切なこと、英語への考え方などについて改めて考えることができました。最初は緊張して、他高専の生徒・先生・スタッフの方たちとあまり関わることが出来ませんでしたが、数日経つとお互いの緊張も解け始め、一緒にご飯を食べたり体育館で遊んだりもしました。勉強面でも多くのことを学べる海外研修ですが、生活面でも身につけられた事が沢山ありました。機会があればもう一度参加したいと思えるくらい楽しめた2週間でした。

Mさん(1年生)

 韓国に行って1番印象に残っているのはツアーの観光で現地の方々がすごく優しかったことです。私が日本人だとわかると、すごくサービスをしてくれようとしたり、日本語で話そうとしてくれたりしました。現地の人の優しさから、私もあまり上手ではないけど、積極的に韓国語で話してみました。文法や発音が多少違っても伝わることを経験する事ができました。また、沢山サービスしてくれるのも相手を思いやる文化だと感じました。文化は本当に行ってみないと分からないと思います。調べたことが本当とは限らないし、実際に行ってみることで、その国に対する正確な理解ができるようになると感じました。

Hさん(3年生)

 今回永進専門大学語学研修に参加させていただきました。2週間という短い期間でしたが、日頃日本では感じることのできない体験をたくさんできました。学校ではネイティブスピーカーと様々な場面を想定した授業や放課後の会話をすることで実践的な英語力を身につけました。寮生活や週末のツアーを通して日本でただ勉強し生活するだけでは気づくことができなかったことを発見することができました。特に、看板のピクトグラムや英語表記の有無で理解度に大きな差があると感じました。
 研修を通して今後の自分に必要なことは何かを知ることができよかったです。この経験をインプットするだけでなく高専の国際交流の場でアウトプットできるようにこれからも頑張ります。


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