2020.11.17
地域課題解決型PBL(Problem/Project Based Learning)「地域教育」とは?
宇部高専では、2017年度よりエンジニアリングデザイン能力醸成,課題発見能力育成および数多くのイノベーション創出を目的とした地域課題解決型PBL「地域教育」を開講、今年で4年目になります。課題を与える(選択する)のではなく、自らが課題を発見するところから取り組み、提案に留まらず年間を通じて実践活動をすることで、今、社会が求めている「待ちではなく、自ら考え、提案、行動できる人材」を育成するアクティブラーニング型の授業です。
今年は、コロナ禍でオンラインやオンデマンド授業も併用、実戦ワークは感染症対策を施して取り組んでいます。
新商品開発メンバー
サブチーム名 | 取り組み | 氏名 | 担当 | 受講年数 |
---|---|---|---|---|
あられ | 「新商品開発」 魅力創出 付加価値創出 催事出展 |
林由依(5B) 島田果林(5B) |
企画・デザイン 販促・事業管理 |
3年目 3年目 |
新商品開発の経緯
チームあられは地域店舗の活性化に取り組む今年で活動3年目のチーム。初年度は、他2名と共に商店街の食堂のバリアフリー化に取り組み、車いすの方が自走入店できる緩やかなスロープをエコ商材も活用して製作した。
昨年からは山口市小郡にあるパン屋「ファミーユ」と連携した商品開発を開始。「今日は自分にご褒美」をテーマに2年がかりで開発された商品は2種類。「ミエット」は、パンクラムを混ぜ合わせた新感覚クッキー、「ガトーフリュイ」は、ドライフルーツとナッツが沢山詰まった贅沢なパンをフランス産チョコレートで包み込んだもので、どちらもチョコレートの美味しさが伝わる商品です。
「ミエット」と「ガトーフリュイ」 |
チョコフロール山口への出展
チョコレートの年間支出金額が2018年家計調査で全国1位になった山口市にある山口井筒屋において開催されるチョコレートの催事「チョコフロール山口」に連携開発した新商品の出展販売が決定した。出展に向けて「広報POP」「包装デザイン」「持ち帰り袋のデザイン(ラベルシール)」「商品に添えてお渡しするメッセージカード」などの製作を店舗の監修のもと進めた。
チョコフロール山口の開催
チョコフロール山口は令和2年11月13日(金)~15(日)まで山口井筒屋で開催され、店頭販売に際しては、新型コロナウイルス感染症対策(マスク+フェースシールド+アクリル板)を施して対応しました。出展商品は、3日間共に閉店を待たずに予定数が完売、大盛況で3日間を終えることができました。
オープン前の光景 |
チョコフロール山口の催事会場の光景 |
商品お渡しの手提げ |