2022.07.14
令和4年6月15日（水）、本校の図書館学生ボランティアが、「高専生の学びを高めるキャンパス創造プロジェクト」の一環として、隣接する山口大学工学部の図書館及び学術資料展示館を見学しました。図書館学生ボランティアは、図書館や宇部高専を学生目線からより良くするために日々活動を行っています。プロジェクトでは、図書館等のリニューアルについて意見を交わしており、今ある図書館や展示施設の役割を学ぶために、今回の見学を実施することになりました。
 アカデミックフォレストの見学 |
 図書館書庫の見学 |
山口大学工学部図書館は昨年度、「自由に語らい議論をする居心地の良い場所の創出」をコンセプトにリニューアルオープンしました。特徴として、大学院創成科学研究科工学系学域感性デザイン分野の先生方がデザインの監修を務めたことや、学生の要望を受けた施設整備がされています。学術資料展示館では、所蔵する鉱石約2万点のうち一部が展示されています。
 学術資料展示館の見学 |
 図書館の内装に驚く学生たち |
見学した学生からは内装の斬新さ、学生の生活に合わせた空間や資料展示の手法に驚きの声が上がり、宇部高専図書館の在り方、そして学生生活の中での施設の在り方について一生懸命に考えている様子でした。 見学に参加したメンバーの今回の経験で沸き上がった思いが、参加できなかったメンバーにも広がり、話し合いも活発化しています。今後の活動の活性化の基盤となる一日になりました。
最後になりますが、山口大学工学部図書館の皆様、ありがとうございました。
 集合写真 |
参加した学生のコメント
武田 夏芽さん（物質工学科4年）
私は工学部図書館をみたことで宇部高専の図書館内装のイメージがより固まりました。入り口には素敵なカフェがあり、内装もシックで勉学にとても集中できる空間に感じました。この経験を活かして、ひとつでも高専内をより良くできるように役に立つことができればと考えています。
岩﨑 千菜美さん（経営情報学科2年）
工学部図書館は、図書館を利用しやすくする工夫がされていて学ぶところがたくさんありました。頭の中だけで完成後を考えるよりも、実際に行って見学すると想像がしやすく、自分達のリニューアル案を見直すのにとても良い経験でした。