2025.01.15
令和6年11月23日(土)、学生と地域のお店が連携して開発した石炭をモチーフにしたお菓子「石炭クッキー」の発売を記念して、ときわ公園内のミュージアムショップTsubael(ツバエル)にて、企画に携わった学生が商品の説明を行いました。
宇部市は、かつて炭鉱の街であり、石炭にゆかりの地であることから石炭をモチーフにしたお菓子の企画を立案、洋菓子屋のエールラポール(宇部市船木)にご協力いただき、「石炭クッキー」の開発が実現しました。黒色は竹炭を用い、金粉をかけることでおしゃれなお菓子に仕上がりました。
販売は、ときわ公園に石炭記念館があることから、園内のTsubaelにご協力いただき、この度の新作販売に至ることができました。2つ購入してくださった方には、学校の3Dプリンターで制作したオリジナルキャラクター「Coalくん」のキーホルダーをプレゼントし、喜んでいただけました。
![]() 開発した石炭クッキー |
![]() 販売の様子 |
![]() 隣接カフェでの販売 |
参加学生のコメント
佐藤 美空さん(電気工学科3年)
宇部では石炭が有名ですがあまりその事実は知られていないので、石炭の魅力をたくさんの人に知って欲しいと思い企画しました。石炭は真っ黒のイメージですが別名「黒いダイヤモンド」と呼ばれているので、金粉をつけたらかっこいいと思いクッキーのイメージを膨らませました。開発については船木のエール・ラポールさんに、販売についてはTsubael(ツバエル)さんにご協力いただき実現しました。普段の学校生活では味わえない経験ができました。
加藤 愛花さん(電気工学科3年)
今回、石炭クッキーを販売するにあたって3Dプリンターでキーホルダーを作製しました。3Dプリンターを使うのは初めてで、仕上げの穴あけも難しかったのですが最終的には綺麗なキーホルダーを作ることができました。そのキーホルダーを手に取ってくださったお客様に喜んでいただけたのが嬉しかったです。
地域課題解決型PBL(Problem/Project Based Learning)「地域教育」とは?
宇部高専では、2017年度よりエンジニアリングデザイン能力の醸成、課題発見能力育成および多様なイノベーション創出を目的としたアクティブラーニング型授業として地域課題解決型PBL「地域教育」を開講しています。課題を与える(選択する)のではなく、自らが課題を発見するところから取り組み、実践活動することで、今、社会が求めている「待ちではなく、自ら考え、提案、行動できる人材」を育成しています。