2018.03.26
3月6日(火)、23名の学生を「宇部高専グローバルマイスター」に認定しました。
「宇部高専グローバルマイスター」は、宇部高専が実施する海外研修プログラムや語学研修等に参加し、かつ毎年約50名訪れる海外協定校の短期留学生との交流活動を企画・運営したり、積極的に参加したりした学生で、語学力やグローバルマインド等が一定の水準を超えた場合に認定証を授与するもので、今年度始めた新しい制度です。
グローバルマイスターには、通常のグローバルマイスターと、エクセレントグローバルマイスターの2種類があり、グローバルマイスターには3年生から専攻科1年生までの20名、エクセレントグローバルマイスターには、3年生1名、専攻科2年生2名が認定されました。
3~5年生までの本科生は各ホームルームで担任の先生から、専攻科生は校長室で三谷知世校長より認定証が手渡されました。
三谷校長から「エクセレントグローバルマイスター認定証」を受け取る吉村翠さん
昨年6月には、学内に「学生大使」(通称SA、Student Ambassador)が組織され、現在20名以上の学生が登録し、留学生をサポートする様々な活動を行っています。また、学寮である白鳥寮には国際交流委員会が組織され、寮で受け入れた短期留学生や長期留学生のサポート活動や交流活動を行っています。
グローバルマイスターに認定された学生には、今後も積極的に国際交流活動に参加し、学内のグローバル化に貢献してもらいたいと考えています。
認定式終了後の座談会
エクセレントグローバルマイスター認定証
宇部高専グローバルマイスター認定式後の集合写真
吉村翠さん(物質工学専攻2年、左2)、金子真嗣さん(物質工学専攻2年、左3)、黒木聡子さん(経営情報工学専攻1年、右2)
金子真嗣さん(物質工学専攻2年、エクセレントグローバルマイスター)
専攻科2年間のほとんどを英語に触れる生活をしていました。特に海外インターンシップでシンガポールや中国の威海に行ったことと、SA(Student Ambassador)活動が私の英語力を上げたと言っても過言ではありません。海外研修先の研究室では、英語でディスカッションし、自分の研究分野を英語で深く学べることができました。SA活動では、宇部高専を訪問する短期留学生のケアから研修発表・送別会の運営と、全てをSAメンバーで行い、英語での会話が必然と多くなる日々でした。これらの経験からエクセレントグローバルマイスターに認定していただきました。今後はアメリカの大学院でバイオ燃料の研究を行い、将来世界のエネルギー問題を解決する研究者として活躍したいと思っています。
山本夏奈さん(経営情報学科3年、グローバルマイスター)
宇部高専に入学してからの3年間で、3回の留学(2年次にシンガポールと韓国、3年次はアメリカ)を経験しました。3年次のアメリカ留学は、「トビタテ留学JAPAN」の3期生としてロサンゼルスに1ヶ月半、ダンスを学びに行きました。ロスでは一人で全てこなさなくてはいけなかったので、英語力が非常に身につきました。学内では、SA(学生大使)として短期留学生と交流することで、外国語(英語、韓国語、中国語)を身近に感じることが多くなりました。特に韓国永進専門大学の学生が研修で来校した時には、角島観光、宇部祭りでのパレードなどをサポートし、積極的にコミュニケーションを取りました。今回「グローバルマイスター」に認定していただき、将来はワークライフバランスのとれる女性エンジニアを目指したいと思います。