2023.11.01
令和5年8月17日(木)から9月19日(火)にかけて、シンガポールのナンヤンポリテクニックで海外研修を実施し、学生4名(2年生1名、4年生3名)が参加しました。
他高専の学生と学内見学 |
成果報告会後の集合写真 |
ナンヤンポリテクニックと宇部高専は、新型コロナウイルスの感染拡大前には相互に学生の派遣・受け入れを行っており、今年は4年ぶりに学生の派遣・受け入れを再開しました。宇部高専の学生は、ナンヤンポリテクニックの指導教員の下で、約1ヶ月間の研究活動を行いました。10月からは、ナンヤンポリテクニックから4名の学生が宇部高専に来ており、12月までの約3ヶ月間の研究活動を行います。
現地学生との集合写真 |
参加学生のコメント
藤井 紗弓さん(経営情報学科4年)
私は今回の研修でPythonを使ってレビュー分析をはじめとしたいろいろな分析方法を学習しました。今まで学校で習っていたものではなく新たなスキルを学ぶことができました。私はもともとプログラミングが得意ではなくあまり好きではありませんでした。しかし、私の研究室の先生が分かるまで丁寧に教えてくれたおかげで最後までやり遂げることができました。できないことができるようになりプログラミングが少し好きになりました。また、他高専との交流もあり、お互いの高専について話したり、一緒に生活をしたりと新しい友達ができ嬉しく思います。
休日は、観光をして多くのシンガポールの文化や街並みを知ることができました。自分で行き方を調べて動くので、日本にいるときよりも活発に過ごすことができました。
また今回の研修で、自分でまず考えできなければ、先生に分かるまで聞くことの大切さを改めて学びました。分からないことは恥ずかしいことではなく、人に頼らない方が恥ずかしいことだと学びました。今後の生活でも、分からないところは積極的に聞いて私の成長に繋げたいと思います。
今回の研修では日々新しい学びを得ることができ先生や学生に助けられとても充実した1ヶ月を過ごすことができました。今回習ったことを今後の生活に活かせるように頑張ります
村谷 稜さん(制御情報工学科4年)
今回の留学ではWebアプリケーションの開発に関する研究を行いました。専門の技術は日本語でも難しいため、英語で学習するのは大変でしたが、研究室のYeo先生が親切に分かるまで教えてくれました。
シンガポールの英語はシングリッシュと呼ばれるように、訛りが強く聞き取るのが難しかったですが、何度も聞いているうちに段々と聞き取れるようになりました。スピーキングに関しても、現地の人の話し方を聞いているうちに上達していきました。
シンガポールには様々な人種の人がおり、日本との価値観や文化の違いを感じました。一方で、東南アジアの中で最も発展している国なこともあり、日本と同じような部分もたくさんあってグローバル化も実感しました。
実際に海外に行くことでしか得られない刺激的な経験をすることができ、とても有意義な1ヶ月になりました。