2023.11.01
令和5年8月21日(月)から9月20日(水)にかけて、シンガポールのシンガポールポリテクニックで語学研修を実施し、学生15名(1年生6名、2年生5名、3年生4名)が参加しました。
授業風景① |
授業風景② |
シンガポールポリテクニックが提供する研修プログラムのタイトルは、「Cross Cultural Communication(異文化コミュニケーション」であり、英語に関する授業だけでなく、シンガポールの歴史・文化、食べ物、シングリッシュなど、シンガポールについての理解を深める内容となっています。教室では、スピーチの方法を中心とした授業が行われ、教室外での活動では、博物館、植物館、セントーサ島、チャイナタウンなどの訪問があり、訪問した各地で現地の人々や観光客にインタビューする課題も行われました。研修期間中は、ボランティアとして、シンガポールポリテクニックの学生が授業と生活をサポートしてくれました。
現地学生との集合写真 |
参加学生のコメント
上野 鈴昊さん(機械工学科3年)
私は、英語力の向上及びシンガポールの歴史や文化、価値観に触れることでの異文化・多文化理解を目的とし、シンガポールの語学研修に参加しました。この研修では授業をただ聞くだけでなく、スピーチやモーニングトークなどの英語を話す機会が多くありました。加えて、シンガポールの歴史や文化を学ぶツアーなどもあり、そこでインタビューをするなど、楽しみながら英語とシンガポールについて学ぶことのできる授業内容でした。そのおかげで私は、英語でのコミュニケーション能力が期待以上に向上しました。
また、現地の学生が放課後や休日に一緒に出かけてくれるため、交流を深めることができ、ますます英語でのコミュニケーションが楽しくなりました。初めての海外で不安もあった中、現地の学生と先生が優しく丁寧にサポートしてくれるため、不安なくシンガポールライフを楽しめました。
英語力の向上だけでなく、異文化体験や多様な価値観が学べるため、もう一度行きたいくらい有意義な研修となりました。
小島 雛乃さん(物質工学科3年)
私は約1ヶ月間、シンガポールポリテクニックの語学研修に参加しました。研修の主な内容としてはモーニングトークと授業、スピーチ、校外学習がありました。モーニングトークでは事前に決められたテーマについて1人ずつ話し、授業ではおすすめの言語学習の方法や正しいLとR、BとVの発音などを習いました。スピーチは個人とグループでそれぞれ2回ずつ計4回行い、スピーチの文章を考えて繰り返し練習することによってスピーキング力やコミュニケーション力が上がりました。
校外学習では、シンガポールの伝統的な建造物やSDGsに関連した施設などを見学し、シンガポールの文化や歴史について知ることができました。研修が始まってすぐの頃は、現地の学生達の話すシンガポール特有の英語や会話の速度になかなかついていけず、聞き取れないことが多かったのですが、徐々に耳が慣れて聞き取れるようになって英語で会話することが前よりもずっと楽しくできるようになりました。また、1回目のスピーチでは緊張と自信の無さから堂々と話すことができませんでしたが、場数を踏むごとに堂々と話せるようになりました。
研修が始まる前は不安でいっぱいでしたが、現地の学生に温かく迎えてもらえて沢山の貴重な体験をすることができたため、この研修に参加して良かったと心から思っています。