2025.08.19
令和7年7月19日(土)・20日(日)、高知市文化プラザ「かるぽーと」にて、第8回日台国際カンファレンスが開催され、本校の学生や教員が参加しました。
![]() 開会式で挨拶する中島英治理事 |
![]() 開会式後に参加者全員で写真撮影 |
本カンファレンスは、平成26年に宇部高専が聯合大学と学術交流協定を締結したことを契機として、主に第4ブロック(中国・四国地区)の国立高専と聯合大学との間で活発化した学生交流を発展させる形で、平成29年9月に聯合大学で第1回が開催されました。以後、台湾と中国・四国地区の国立高専との間で毎年交互に開催されています。

高専・聯合大学関係者の集合写真
今回のカンファレンスには、第4ブロック高専を中心に120名(学生51名、教職員69名)、台湾聯合大学から68名、インドネシアから教員2名、企業関係者20名の計210名が参加し、本校からは学生6名、教員4名が参加しました。
![]() 口頭発表後に修了証を受け取る江口悠道さん |
![]() 宇部高専の国際交流活動についてポスター発表する |
カンファレンスは、8つのセッションに分かれ、2日間に渡り活発な質疑応答が行われました。

バンケットにて挨拶する江口忠臣高知高専校長
令和8年度は、第9回日台国際カンファレンスが聯合大学にて開催される予定です。
参加した学生のコメント
池田 昂起さん(物質工学専攻2年)
私はこの度、第8回NIT-NUU日台国際カンファレンスの「Chemistry and Biochemistry, Materials Science」セッションで、自身の取り組んでいる研究について発表しました。英語での口頭発表でしたが、聞き手に伝わりやすい話し方を意識した発表ができたと実感しています。
また、今回の場を通して、他の高専学生や教員、聯合大学の学生等、多くの方々と積極的に交流しました。他高専の情報や異なる文化、研究の助言など、多くの方から様々な知見を得られる良い機会でした。
このような場に参加できたことは、自身の視野を広げる貴重な経験となりました。今後の学びや研究活動においても、この経験を生かしていきたいと考えています。
大川 咲那乃さん(経営情報学科3年)
私はポスター発表部門にて、「Connecting, Expanding: Ube KOSEN’s Global Power」というタイトルで、宇部高専の国際交流の取り組みについて発表しました。初めての参加で最初はとても緊張しましたが、発表や質疑応答を進めるうちに楽しさを感じるようになり、リラックスして発表することができました。発表は英語で行いましたが、受け答えもスムーズにでき、自信がついたことで今後の英語学習へのモチベーションにもつながりました。
バンケットでは、高知ならではの豪華な料理が振る舞われ、とても楽しいひとときを過ごせました。台湾の友人もでき、国際交流への関心がより一層深まりました。
来年台湾で開催されるカンファレンスでは、ぜひオーラル発表に挑戦したいと考えています。
江口 悠道さん(経営情報学科2年)
私は「Linguistic」セッションで、宇部高専ボードゲーム開発プロジェクトで開発したカードゲームをさらに改良した「新生ワードコネクター」について発表しました。
同世代がほとんどいない状況での発表は緊張と不安でいっぱいでしたが、聞き手の方が真剣に発表を聞いてくださったため、本番では緊張することなく英語での発表や質問への回答ができました。経験が少ない中での英語での発表や資料作成は大変でしたが、今回のカンファレンスを通じて貴重な経験と自信を得ることができました。指導してくださった挾間雅義先生や同じグループの仲間には感謝しています。
この経験を今後のボードゲーム開発や国際交流活動に活かしていきます。