未来のスポーツ革命:シリコンバレーIT留学で目指すAI審判の先駆者
アメリカ カリフォルニア州
制御情報工学科3年 山根 誠
留学期間:2024年8月17日~9月22日
トビタテ!留学JAPAN(マイ探求コース)
私は今回の留学でアメリカ、カリフォルニア州のモントレーを拠点に、主に5つの活動を行いました。
1つ目はSilicon Valley見学です。ここではGoogleやApple、IntelなどのIT企業を訪問し、様々な最新テクノロジーや会社の歴史について学びました。現地の日本人サポーターで、子供がサンノゼ大学に通っている方がいたので、サンノゼ大学のcampus内ツアーをしてもらったり、cocoaやAlexaの開発に携わった日本人で、Silicon Valleyで働いている児玉哲彦さんと話をする機会をいただきました。特に大学キャンパスツアーと児玉さんとのお話は今回の留学で一番刺激になりました。
![]() 児玉さんとの対話 | ![]() サンノゼ大学の見学 |
2つ目はSeasideHighSchoolとMontereyHighSchoolに通ったことです。今回の留学では、主にSeasideHighSchoolに通いながら探究活動をするというものでした。私はこの学校のコンピュータサイエンスクラスとゲームデザインクラスとロボティックスクラスをとりました。講師は、元ボーイングで働いていたチェン先生でした。彼女はとても賢く、教えることがとても上手でした。特に私の物体トラッキングのコードを作成するとき、一からわかりやすく手順を教えてくださいました。また、AIとは関係ない、コンピューターの授業を受けたことでゲーム開発やアプリ開発、サイバーセキュリティー、ロボット工学にも興味を持ちました。そのおかげで結局、今自分が何をしたいのかについて再度考える機会になりました。MontereyHighSchoolはSeasideHighSchoolが休みの時に行きました。この学校は超ハイレベルなロボ研があり、Appleなどの大企業から支援を受けています。そこではちょうど新入部員を募集しているタイミングだったため、先輩方が授業形式で部員にプログラミングを教えており、学生間の熱意と教材の最先端さに驚きました。

講師のチェン先生
3つ目はカリフォルニア州立大学のラグビーチームの練習に参加したことです。日本とは違い、選手たちのサイズが桁違いで、コンタクト練習では全然歯が立ちませんでした。しかし、足が速い選手はみなアメフトをやるため、ラグビーでは足が速い選手は少なかったです。全員フレンドリーでカリフォルニア州立大学のcampusをオフの日に案内もしてくれました。

カリフォルニア州立大学のラグビーチーム
4つ目はLoave、Fishes&Computersでのボランティア活動です。ここでは様々な企業や大学から寄付されたコンピュータを分解したり、メモリの内部を削除したりしました。そこで働く社員との「化学はビジネス」という内容の会話は面白おかしかったです。
5つ目はCoding for Kidsでのプログラミング学習です。ここでは、pythonとScratchを使い、ブロック崩しゲームの作成に挑戦しました。形式はオンラインで3時間程の授業を受けました。Scratchはあまり使ったことがなく、初歩的なことしかできないイメージでしたが、Silicon Valleyで働く人たちも研究開発をするときに使うレベルのモノだと知って驚きました。
最後に感想とこれからの活動についてです。 私は今回の留学で様々な人と関わり、多くのことに興味を持ちました。また、児玉さんとの話では人脈の大切さや、どう自分の付加価値をあげていくかについても知ることができました。そこで、これからはAI開発やゲーム開発、アプリ開発などのプロジェクトを行ったり、プロコンなどのコンペに参加したりして、自分を成長させていきます。
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