現在の仕事

チラシやポップのデザイン作成も自社で行なっています。

入社後、3年目まではインターネット通販の部署に所属し、WebデザインやWeb広告の作成など、インターネット上の店舗作りや販促活動をしていました。3年目で販売管理部に異動。今は主にべーカリー部門の店舗運営、販促活動（イベント企画や新商品開発の提案、チラシ等の作成）、新規店舗立ち上げや店舗リニューアルなどのプロデュース業務（店舗レイアウト、店舗デザイン、新商品開発、販促活動など）にも携わっています。

「お菓子屋さんになりたい」という子供のときからの夢

初めてリニューアルに携わった店舗。建物の上に苺のオブジェが乗った大好きな店舗です。

小さいときから「お菓子屋さんになりたい」というのが私の夢で、元々は、お菓子の職人に憧れ、自分でお店を経営したいと思っていました。就職活動で、山口県で1番大きい菓子メーカーである今の会社を訪問した際、作っているお菓子や、提供しているサービス内容を聞き、歴史があるのに時代を先取りする様な新しいことにチャレンジできる企業であることを知りました。経営情報学科で学んだ経営戦略やマーケティングの知識を活かしながら、夢だったお菓子屋の仕事が出来る！こんなステキなことはないと思い、今の仕事を志望しました。

きっかけはオープンキャンパス

中学3年の夏休みまで、進路のことは考えていませんでした。オープンキャンパスがあるから、よかったら行ってみたら？と先生に勧められたのが、宇部高専を知ったきっかけです。高専では、入学してすぐ、普通高校で学ぶことに加えて専門的な知識を得ることができます。さらに、実際に使える技術を身につけることができる、というのがとても魅力的でした。私が入学したのは、ちょうど「IT（情報技術）」という言葉が生まれたくらいの時代で、流行の最先端の技術を身に付けることができ、さらに、自分でお店を経営してみたかった私にとって「経営の勉強もできる」というのは、なんてぴったりな学科なんだろうと胸をはずませました。

学校で学んだことを役立てるのは自分次第

夏に阿知須である音楽イベントは出店企業として参加。何が売れるのかどんな店作りにするのか、たった2日間のイベントでも計画・準備は真剣です。

よく「学校で学んだことなんて社会に出たら何の役にも…」という方もいらっしゃいますが、私は「学校で学んだことをどう役立てるかは、自分次第」だと思っています。なので、学生時代の経験は何でも役に立っていると思っていますよ！特に役に立っているのは、卒業研究です。私は、卒業研究で『人が発するハミングから楽曲検索を行うシステムの構築』を行っていましたが、「自分のやりたいことは、どうしたら出来るのか？」、指導教員にアドバイスを頂きながら、何度も何度も失敗を繰り返す探求活動が続きました。今、仕事をする上で、何か新しいことをしようとすると、必ずと言っていい程壁が立ちはだかってきます。でも、どうやったら実現できるのか、他のスタッフと協力しながら試行錯誤することは、私にとってはとてもやりがいのあることになっています。

今でも交流が続く友人たちと出会えた学生生活

今でも高専の先輩や同級生と交流があります！

勉学以外に、部活動や学生会活動、高専祭（学園祭）の実行委員など、様々な課外活動に積極的に参加していました。16歳から22歳まで幅広い年代の人が集まっているのも高専の特徴だと思います。今でも、日本全国で活躍している先輩や後輩とはつながりがあり、情報交換をしたり旅先で出会ったり…ときどき仕事で助けてもらったりしています。私がいろんな人との会話を楽しめるようになったのも、高専でたくさんの人に出会ったおかげです！

未来の後輩たちに向けて

従業員の仮装。10月に本社である「工場祭」にて。

高専生活7年間。切磋琢磨できる仲間がいたこと、自分のしたいことをとことん追求したり創造したりできる環境があったこと、困ったときには助けてくださる教員が常に見守ってくださったこと…私にとってはとても大切な時間でした。高専は、やる気があれば、勉強でもその他のことでも、興味のあることには積極的に取り組むことができ、とても有意義な時間を過ごすことができる場所だと思います。自分の夢を大切にして、ぜひ高専で素敵な時間を過ごしてください！

現在までの経歴