2009.03.31
東京証券取引所グループによる特別講義を開講
2008.10.03
10月3日、本校において、東京証券取引所グループ授業支援プログラムとして、同グループCSR推進部東証アカデミー事務局教育普及担当主事を招き、特別講義を行いました。
講演では経済活動や株式会社の仕組みを体の働きに例えるなどして、分かりやすく解説を進めていただきました。
特別講義には工場見学を控えた経営情報学科4年生のみならず、進学や就職を控えた5年生も参加し、将来の進路選択に役立つ知識を学びました。
写真は有名な電光掲示板で、経営情報学科4年生が10月9日に工場見学に伺った時のものです。
ハルピン工業大学(威海)訪問
2008.10.13
本校と学術交流協定を結んでいる中国威海市のハルピン工業大学(威海)を、幡中校長と教員5名、および専攻科学生2名が、10月13日から17日まで訪問した。幡中校長は昨年に引き続いての2回目の訪問であり、李学長、唐副学長と再会して歓迎をうけた。
今回の訪問の目的はハルピン工業大学(威海)の先進材料研究所と自動車学院を訪問して学術交流をおこなうことであった。先進材料研究所では、本校と合同でシンポジウムが行われ、先進材料研究所から3件、宇部高専から2件の研究発表がおこなわれた。発表はいずれも英語でおこなわれ、活発な議論がおこなわれた。シンポジウムの後、セラミックス材料の合成設備や、X線回折装置、走査型電子顕微鏡などの先進材料研究所が所有する研究施設を見学させていただいた。
自動車学院でも、お互いの研究紹介をおこない、宇部高専の専攻科学生が英語で研究発表をおこなった。そのあと、自動車学院の研究設備の視察をおこなった。自動車学院には、研究開発用に自動車メーカーから寄付された完成車が数十台と、無数の自動車部品が置かれていた。自動車学院の学院長から、今後、本校と共同研究を行なうことを具体的に検討していくことが提案された。
ハルピン工業大学(威海)自動車学院を見学する宇部高専訪問団 | 先進材料研究所前での記念撮影 |
専攻科インターンシップ報告会
2008.10.31
宇部高専専攻科では、企業等での就業体験を通し、実務問題の理解と対応能力を身につけることを目的として、夏季休業中3週間以上のインターンシップを実施している。今年も専攻科生30人が、企業や大学でそれぞれのテーマに基づいて実習を行い、大きな成果を上げた。
その報告会が、10月31日(金)、受入企業の方々を迎えて、校長始め多数の教員出席のもとに開催された。初めに「インターンシップは体験後が大切」と題して、山口県経営者協会インターンシップコーディネーター小西照彦氏の講演があった。その後、2会場に分かれて、学生によるインターンシップの成果と感想の報告があり、指導教員や企業等担当者から厳しくも温かな講評があった。
報告会の様子
第33回読書感想文コンクール表彰
2008.11.06
11月6日(木)に第33回読書感想文コンクールの表彰状授与が行われました。1位から3位入賞をした学生が対象で、賞状と賞品が授与されました。式の後、学生は、校長、図書館長、国語科の岩城先生と作品や課題図書の内容について語り合い、有意義な時間を過ごしました。
宇部高専ラグビー部、全国大会三年連続出場
2008.11.11
「全国大会出場校は宇部高専」代表決定戦のあった11日、閉会式のグラウンドで学生主事の声が高らかに響きました。全国大会出場連続3回目が決まった瞬間です。
今年の冬季大会・ラグビーの中国大会に、我がラグビー部は万全の体制で臨みました。毎日夕刻遅くまで畑村監督の厳しい指導の下、多くの練習を重ねてきました。あの夏の炎天下久留米高専まで遠征をし、多数の高専・高校のチームと試合形式の練習で技術を磨いてきました。夏休み中は合宿を3回もこなし、キャプテン松井君のリードの下、体力の増強を計りました。これだけ練習を積んだら充分な自信を持っていいだろう。みんながそう信じていました、しかし・・。
昨年、全国大会に出た我がチームは8日の一回戦はシード。9日の試合で津山高専を42対0で破り順調な仕上がりを感じていました。11日の代表決定戦の相手は米子。試合開始後9分でワントライ、17分にワントライ。ゴールは決められなかったものの、前日のミーティングで考えた戦法通りでした。しかし25分米子がトライ、ゴールも決めて10対7と迫られました。ワントライで逆転される危機です。後半は一進一退、なかなかトライを奪えず焦りが募ってきました。そして終了10分前、自陣ゴール5mまで米子に攻め込まれました。ここから両チームの壮絶な攻防が始まりました。ボールは右へ左へ。ゴール直前でモール、それが崩れてまたスクラム。その10分間がどれ程長かったか・・。「もうダメだと思った」という試合後の選手の言葉には実感がこもっていました。
高専大会の試合にもし“球史”という言葉が許されるなら、これはまさに「球史に残る試合」でした。閉会式での講評でもその点が強調されました。
しかし彼らは耐え、最後に勝利をもぎ取りました。彼らは肉体的にも精神的にも実に生きた勉強をしました。ラグビー部にいたから・・。
この体験を全国大会に、そして自分の人生に生かして欲しいと願います。 彼らは雄々しく、逞しく、そして可愛い子供たちです。
「宇部市少年少女発明クラブ」が高専祭を見学
2008.11.16
宇部市の小学4~6年生の理科好き、工作好きの子どもたちが集う「宇部市少年少女発明クラブ」は平成19年に発足しました。普段は宇部市青少年会館で月に2回程度工作に励んでいますが、工作だけでなく特許の勉強に山口大学工学部、施設見学に山口県産業技術センターに行っています。今回その一環として、11月16日(日)、高専祭に「宇部市少年少女発明クラブ」のクラブ員20名、指導員6名のみなさんが見学に来られました。
おもに専門5学科の「工学実験」を案内いたしました。その内容としてアームロボットの操作(機械工学科)やビリビリ棒(電気工学科)、授業で使うレゴ・マインドストームによる実演(制御情報工学科)、液体窒素で凍らせた花やいろいろな化学反応を見せてくれる化学実験(物質工学科)ならびにアイロンプリントによる自作エコバッグを製作する(経営情報学科)を見学しました。宇部市少年少女発明クラブのみなさまには、一学科あたり30分程度と短い時間でしたが、十分に楽しみ、喜んでいただけたものと思います。
なかには「絶対来る」(進学する?)との声も聞かれ案内の学生もよろこんでおりました。
コムソモリスク工科大学との学術交流協定調印
2008.12.19
コムソモリスク工科大学と学術交流協定を結ぶために、幡中校長、福地(物質工学科教授)、吉田(機械工学科教授)の3名が12月21日から24日までロシアを訪問した。
12月21日に、シュピーレフ(Shpilev)コムソモリスク工科大学学長、ニキチン(Nikitin)副学長が、我々が滞在しているハバロフスクのホテルに迎えに来られ、一緒にハバロフスクの日本領事公邸を訪問した。
会談には日本領事館の貝谷総領事、武藤領事、内田副領事が出席された。今回の領事公邸での会談は、日本領事館として宇部高専とコムソモリスク工科大学との交流の内容を知っておきたいことと、日ロ交流を活性化してほしいという貝谷総領事の要望を伝える目的で行われた。会談の後、コムソモリスク工科大学の公用車(日産ARMADA)でコムソモリスクに移動した。
貝谷総領事、シュピーレフ学長(右から3人目)、ニキチン副 学長(同2人目)との記念撮影。貝谷総領事が持っている絵 はシュピーレフ学長から貝谷総領事へのプレゼントである。
コムソモリスク工科大学
12月22日にコムソモリスク工科大学の会議室でシュピーレフ学長、ニキチン副学長、アナトーリ(Anatoly)電気工学部長、ボリス(Boris)機械工学部長、バシリー(Vasily)エコロジー学部長、オルガ(Olga)言語学部長と会談した。まず、シュピーレフ学長からコムソモリスク工科大学の紹介を受け、幡中校長が宇部高専の紹介をおこなった。そのあと、各学科長が、それぞれの学科の簡単な紹介を行った。
コムソモリスク工科大学の学科長との会談風景
12月23日の午前中は、バシリーエコロジー学部長、およびイリーナ(Irina)エコロジー学部生活安全学科長と会談した。エコロジー学部との会談の後、幡中校長が地元テレビ局から、今回の学術交流協定締結の目的について取材を受けた。その後、電気工学部、航空機学部を見学した。午後は、言語学部を訪問し、日本語を専攻している学生と会談をおこなった。
すべての会談と視察を終えたあとに学術交流協定締結の調印をおこなった。調印はシュピーレフ学長、ニキチン副学長とベレッキー国際交流室長、マリーナ国際交流室員の立会で行われた。調印のあと、プレゼントの交換が行われた。幡中校長は、来年3月に、シュピーレフ学長、ニキチン副学長と日本語教師、および数名の学生を宇部に招待したいことを申し出て、スケジュールを検討してもらうようにお願いした。
今回の訪問は、宇部高専とコムソモリスク工科大学間の学術交流協定を結び、かつ、今後の具体的な交流について踏み込んだ話合いを行うことができて、非常に有意義なものであった。
12月24日に公用車でハバロフスク空港まで送っていただき、空路、帰国した。
学術交流協定書にサインする幡中校長とシュピーレフ学長 | 学術交流協定書へのサイン後の記念撮影 |
平成20年度外国人留学生送別会を開催
2009.02.25
2月25日、宇部高専は、平成20年度外国人留学生送別会を開催した。
校長、指導教員から今年度卒業予定の留学生2人に温かい励ましの言葉が贈られ、花束が贈呈された。
卒業予定の留学生は、3年間の思い出と感謝の意を伝え、後輩留学生は、司会進行、思い出映像の放映を披露し、場を盛り上げた。
和やかな雰囲気の中、卒業予定の留学生を囲んで指導教員や学生たちは学校生活や寮生活の思い出を語り合った。
最後に参加者全員で「桜」を合唱し、名残を惜しみながら送別会を終了した。
卒業予定留学生 | 外国人留学生送別会記念撮影 |
平成21年度一般入試合格発表
2009.02.27
2月27日(金)に、平成21年度一般入試の合格発表を行いました。
合格者の番号確認のために、多くの中学校の教員や、受験生の親族の方々にご来場いただきました。10時に番号を発表した直後には、掲示された番号の写真を撮る姿や、電話で喜びを報告する姿が多く見られました。
平成21年度入試を見事に突破し、合格を勝ち取った214名の皆さんが、4月から宇部高専の一員となられることを願っております。
なお、平成21年度の入試は、全体で342名の学生が本校を受験いたしました。
その内訳は、機械工学科68名、電気工学科56名、制御情報工学科55名、物質工学科91名、経営情報学科72名でした。
電気工学科2年生 本間君が 第1回高専研究発表会にて「支部長賞」を受賞
2009.03.07
電気学会中国支部主催の第1回高専研究発表会(実行委員長:日高良和(宇部高専) 後援:中国・四国工学教育協会高専教育部会、電気学会四国支部、協賛:中国電力株式会社)が3月7日(土)に中国電力株式会社本社(広島市中区小町)を会場として開催されました。
この発表会は、工業高等専門学校の電気系学生の電気に関する研究や高専学生の活動を発表する場の提供ならびに、相互の情報交換の場とすることにより、高専電気系学生の育成を図り学術の発展に寄与することを目的として開催されました。参加校は、中国地方の工業高専5校であり、本科2年生から専攻科1年生の11名の学生が照明技術・解析手法の研究や、地元企業・地域活動との係わりに関するテーマなどの発表を行いました。
宇部高専からは、本間翔太君(電気工学科2年生)、ケオタムマヴォン ラッタナサイ君(制御情報工学科5年生)そして杉原誠君(専攻科生産システム専攻1年生)の3名が発表を行いました。
この発表会で、優秀なプレゼンテーションに対して贈られる「支部長賞」を発表者最年少で本間君が受賞しました。