独立行政法人国立高等専門学校機構 宇部工業高等専門学校

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2009年度後期のニュース

NEWS

2010.03.31

植松 努講演会を開催

2009.10.13

宇部高専では、去る10月13日(火)、宇部高専マルチメディア学習室において、NPO読書普及協会山口支部主催、宇部工業高等専門学校共催で、植松 努講演会を開催しました。
「宇宙ロケットに夢を乗せて~北海道の小さな町工場の大きな挑戦~」と題されたこの講演は、宇宙にあこがれを持ち、航空宇宙関連会社に入社した後、ふるさと北海道の家業(電機会社)に戻りながらも産学協同で「カムイスペースワークス」を設立し宇宙開発を軸に研究を進める植松氏の熱い情熱を余すところなく語られ、一般聴衆者を含む220名の聴衆を熱い気持ちにさせました。

091013top講演中の植松さん


全国高等専門学校第20回プログラミングコンテストに参加

2009.10.18

10月17日(土)、18日(日)に千葉県木更津市かずさアカデミアホールにおいて第20回プログラミングコンテストが開催されました。宇部高専からコンピュータ部の3名が競技部門に参加し、準決勝まで進出しました。
プログラミングコンテストには予選を通過したチームが全国の高専から集まり、それぞれ日頃の活動で得たプログラミング技術の発表や作品の展示などを行いました。
宇部高専チームが参加した競技部門では「何色? サッと見 発見伝」というタイトルの競技が行われ、色付きのマス目が並べられたフィールドの一部を回転しながら、色ごとに連続した領域にまとめるパズルゲームで対決しました。各高専さまざまなアイデアでパズルを並べるプログラムを作成し競技に臨んでいました。
宇部高専チームは一回戦では敗退したものの、敗者復活戦を勝ち上がり準決勝まで進出しましたが、そこで力尽きおしくも決勝進出はなりませんでした。来年の高知大会に向け情報技術を勉強していきたいと思います。

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現代GP「東北アジア地区交流による実践的技術者育成」国際シンポジウムを開催

2009.11.01

宇部高専では、教育プログラム「東北アジア地区交流による実践的技術者育成」(現代GP平成19年-平成21年)の一貫として、10月31日、11月1日の2日間、中国・大連化学物理研究所の孫教授、モンゴル科学技術大学の加茂義明教授、ロシア・コムソモリスク工科大学ベレッツキー国際交流室長他を招いて、国際シンポジウム「東北アジア環境・物性・材料シンポジウム(2009宇部)」を開催した。参加者は海外招待者5名(中国3名、ロシア1名、モンゴル1名)国内招待者5名、学生50名、教員20名だった。
シンポジウムでは、まず、福政校長が歓迎の挨拶を述べ、次いで現代GP事業推進責任者吉田教授が宇部高専の教育プログラム「東北アジア地区交流による実践的技術者育成」の紹介をおこなったあと、プログラム責任者福地教授が会議進行の説明をおこなった。
会議では、まず、大連化学物理研究所のSUN,L.-X.教授が大連化学物理研究所の紹介と特別講演「中国の熱分析、熱測定、熱力学の現状」をおこなった。大連化学物理研究所は中国で最先端の研究機関であり、躍進する中国を象徴するように、最新の機器を備え、一流の研究者が集まった研究機関であることが紹介された。次いでモンゴル科学技術大学の加茂義明教授が「モンゴルにおける環境問題」について報告された。モンゴルのウランバートルでは、家庭で暖房用に消費される石炭による大気汚染が深刻な問題になっていることが報告された。日本リファイン研究開発室長坂東芳行氏は同社で開発されている溶剤回収・精製装置について報告した。広島大学大学院工学研究科岡田光正教授は「日本の水汚染環境評価」について日本における産業排水、家庭排水の法規制の整備の現状を報告した。 コムソモリスク工科大学国際交流センター長BELETSKIY氏は、ロシアの大学教育のバロニャシステム(欧米の標準的な大学教育システム)への移行の状況について報告し、ロシアが大学教育の国際標準化・共通化に取り組んでいることを強調した。
2日目は宇部高専専攻科生3名が口頭発表を、また7名がポスターによる発表をおこなった。英語での活発な議論が行われ、専攻科生は身ぶり手ぶりを交えながら、自分の研究を一生懸命に紹介した。
本シンポジウムの開催によって学生は海外の研究開発ならびに大学教育の現状を知ることができた。また、英語での研究発表がどのように行われるかを学ぶことができ、本校の教育目標である「国際的に活躍できる技術者」育成に資することができた。

091101_1シンポジウム会場の様子 091101_2専攻科生のポスター発表
091101_3講演者の記念写真

第46回高専祭を開催

2009.11.08

第46回高専祭を、11月7日(土)・8日(日)に本校キャンパスで開催しました。
今回の高専祭は、「百花繚乱」をテーマに「学生の新たな可能性という蕾(つぼみ)」を開花させたいとの願いにより、メインステージでの多数のパフォーマンスの他、文化部の活動紹介、各学科の工学実験、吹奏学部の演奏バンド活動等を行いました。また、キャンパス内では学生が22店のバザーを出店しました。
晴天に恵まれたキャンパスには、宇部市内外から多くの市民が訪れ、工学実験を見学した小学生は、手品でも見るかのように目を丸くして見つめていました。 高専祭は、校内外の「蕾(つぼみ)」により、美しく開花しました。

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国際シンポジウムを開催

2009.11.14

平成21年11月14日(土)に、宇部工業高等専門学校の図書館棟2階視聴覚教室及びマルチメディア学習室において、現代GP国際シンポジウム“INTERNATIONAL INTERDISCIPLINARY WORKSHOP ON ROBOTICS, ECOSYSYTEM, and MANAGEMENT”を開催した。このシンポジウムは、平成19年度文部科学省現代GPプログラム「東北アジア地区交流による実践的技術者育成」の一環として行われたもので、午前の部では基調講演会、午後の部で研究発表会が行われた。参加者は、海外招待者12名(中国7人、韓国5人)、国内招待者5人、学生50人、教職員25人であった。

091114_1写真1 シンポジウムのポスター 091114_2写真2 校長挨拶
091114_3写真3 講演者の記念写真 091114_4写真4 講演者の記念写真

宇部高専魂、ここにあり! 4年連続全国大会出場決定!! ~白鳥が躍る常盤台から、思いは連覇のスクラム!!~

2009.11.17

第45回中国地区高専体育大会(冬季大会)ラグビーフットボール競技が、11月13日~15日にきらら博記念公園スポーツ広場と維新公園補助競技場にて開催されました。宇部高専は、52対0で津山高専をやぶり、見事Aパート優勝を果たしました。
その後、17日に行われた全国大会出場代表決定戦の結果、宇部高専が26対0で米子高専に勝ち、全国大会への出場権を獲得しました。
全国大会は、来年1月4日から9日の期間、神戸総合運動公園ユニバー記念競技場で開催予定です。
また、少林寺拳法部は、「平成21年度県体育大会(高校の部)少林寺拳法競技」において、
・男子 組演武  自由の部 弟2位 2S笹岡恒平、2E野村浩太郎
・男子 単独演武 自由の部 弟1位 2S笹岡恒平
になり、来年3月開催の「弟13回全国高等学校選抜少林寺拳法大会」に県代表として出場することが内定しました。

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平成21年度『宇部高専 SEEDS & NEEDSシンポジウム』を開催

2009.11.18

宇部高専では、去る平成21年11月18日(水)に宇部高専テックアンドビジネスコラボレイト(高専T&B:本校地域振興協力会)ならびにキューブサロン(宇部地域情報交換会)との共催で、宇部高専 SEEDS & NEEDSシンポジウムを宇部市内のホテル河長で開催しました。
今回で3年目となる本シンポジウムでは、国立高等専門学校機構より小田公彦理事を来賓としてお迎えするとともに、併催事業として「Craftsmanship Working Studio 企業説明会」を同ホテルにてLLPアクセルと共同で開催しました。また、宇部高専からは研究シーズポスターを18件展示しました。
本シンポジウムでは、宇部高専教員3名による研究シーズの発表が行われる一方、企業経営や実務の観点から、松永全央 会長(長州発明倶楽部)による「発明は身近な処(ところ)に」、(株)ヨシミエレクトロニクスの中川郁夫 代表取締役による「ものづくりと販売」と題した講演が行われました。
シンポジウムには地元企業を中心に、大学、高専、官庁、財団等の各種コーディネータおよび宇部高専教職員を併せて85名が出席し、研究シーズの発表と講演後にはそれぞれ活発な質疑応答が行われました。また、技術応用の可能性や実用化への課題等についても議論が交わされ、盛況のうちに閉会しました。

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第34回読書感想文コンクール表彰

2009.11.20

11月20日(金)に第34回読書感想文コンクールの表彰状授与式が行われました。544人の応募者の中から1位から3位入賞の学生に賞状と賞品が授与されました。式の後、受賞者は校長、図書館長、図書館長補の先生方と作品や課題図書について和やかに懇談しました。
今回表彰された学生および佳作に選ばれた作品については、2月発行予定の「読書感想文作品集」に掲載され、全学生に配布されます。

091120top左から 3位 那須崇史さん 1位 重村明穂さん 2位 藤本圭伍さん


ハラスメント防止研修会を開催

2009.12.09

宇部高専では、平成21年12月9日(水)に、広島大学学生相談所准教授の北仲千里先生を講師として、教職員を対象にハラスメント防止研修会を実施しました。
この研修会は、セクハラ等の人権侵害のないキャンパスを実現する一環として、本校教職員に人権問題の関心を高め、セクハラやアカハラなどのない環境を醸成していくことを目的として、開催されたものです。
講師の北仲先生からは「ハラスメントとは、何か?」に始まり、防止のためには、教職員・学生に対して意識改革や啓発活動を繰り返し徹底して行い、学校としていかなるハラスメントも許さないという姿勢を内外にアピールすることが最も大切であること、さらに教員が学生に接する際に留意すること等について説明があり、参加した約100人が熱心に耳を傾けていました。

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待望の学生食堂がリニューアルオープン

2009.12.14

改修工事もようやく終わり、学生食堂(愛称:ぺりかん食堂)が12月14日(月)リニューアルオープンしました。
当日は、オープニングセレモニーが12時10分から行われました。はじめに福政校長と岡藤学生会長による看板除幕式の後、学生食堂の愛称命名者である城島昂佑君(制御情報工学科5年)に記念品の贈呈がありました。
引き続き、福政校長から「学生食堂は活力の源です。メニュー、スペース、開放時間などリニューアルで改善されたので、知の広場として有効に活用してほしい。」との挨拶があり、その後、参加者全員で記念撮影をしてセレモニーを終了しました。

セレモニーに続いて一般営業が開始され、本日限定のオープン特別記念企画であるバイキング料理目当ての学生、教職員でホールは満員となりました。

座席数は、これまでの70席から約126席に増え、さらに食堂南側にオープンテラスが設けられ、天気の良い日は外で食事もできるようになりました。
食堂の営業時間は、11時から13時30分までですが、食堂ホールは売店の営業時間の9時30分から17時の間利用できるようになり、友達との語らいや勉強会などに大いに活用されることでしょう。

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アムール人文教育大学との学術交流協定締結

2009.12.23

平成21年12月22日、23日、福政校長、吉田(専攻科長、機械工学科教授)、浅原(一般科准教授)の3名が、ロシア共和国コムソモリスク市にあるアムール人文教育大学を訪問しました。アムール人文教育大学は学生数5000人で、教育学部、デザイン学部、経済学部、理学部、外国語学部など9の学部をもつ国立大学です。外国語学部には日本語学科があります。アムール人文教育大学では留学生の獲得に力をいれており、中国、韓国からの留学生が130人いますが、残念ながら日本人留学生はいません。
22日は、物理学科とコンピューター工学科を見学しました。物理学科では砕氷船の研究を紹介していただきました。コンピューター工学科では学生のパソコン組み立て演習と、アムール人文教育大学で構築したネットワークサーバーを見せていただきました。コンピュータ工学科の学生が、ロシア国内でのネットワークの競技会で、毎年、上位に入賞しているとのことでした。
23日は、午前中に、日本語学科で浅原と吉田がレクチャーをおこないました。30名の学生に対して、浅原が、宇部高専の学生におこなったロシアに関するアンケート結果を紹介しました。吉田は、写真を使って日本文化の紹介をおこないました。
午後から、学術交流協定の調印をおこないました。調印に先立つ会談で、Shumeyko学長は、アムール人文教育大学と宇部高専が、外国語学部を中心とした文化交流とコンピューター工学科等を中心とした技術交流の二つをおこなうことを提案しました。アムール人文教育大学にはインターネットによるテレビ会議を行う設備が整っており、これまでにも、海外の大学とテレビ会議をおこなった経験があると話されました。コンピューター工学科のAmosov学科長は、学部、マスター、ドクター、合わせて100人の学生がおり、どのレベルの、何人の学生の研究会でもオーガナイズできると言われました。福政校長は本校の現代GPプログラムについて紹介し、今後、交流を発展させていきたいと述べました。
アムール人文教育大学との学術交流協定締結の調印後、宇部高専代表団は、昨年、学術交流協定を結んだコムソモリスク工科大学を訪問しました。まず、日本語学科の10名の女子学生のクラスを訪問しました。彼女たちの日本語での自己紹介と、彼女たちが歌う日本の歌(アニメ「タッチ」の主題歌)を聞いた後、日本での生活について、いろいろな質問をうけました。彼女たちの将来の希望は、全員、通訳かアニメクリエーターになることでした。
次いで、Shpilev学長と会談をおこないました。福政校長は、今後も引き続き交流を継続したい希望を述べました。その後、材料学科、電子情報学科の研究紹介を受けました。お互いが共通の研究分野をもっていることを確認し、今後、それらの分野で技術交流を発展させることを話し合いました。
二日間の短いコムソモリスク市滞在でしたが、二つの大学との今後の交流の発展を話し合った有意義な訪問でした。

091223_1アムール人文教育大学 091223_2Shumeyko学長(右端)との会談
091223_3学術交流協定への調印 091223_4アムール人文教育大学Shumeyko学長、Koshkin副学長(左端)、Amosov副学長(左から二人目)、Mikhaylova国際交流室長(右端)との記念撮影
091223_5アムール人文教育大学の日本語学科学生との交流 091223_6コムソモリスク工科大学の日本学科の学生との交流
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福政校長とShpilev学長のプレゼントの交換

Craftsmanship Studio実践講座成果報告会を開催

2010.01.21

宇部高専は、さる1月21日(木)に宇部市内のホテルにおいて、平成21年度「Craftsmanship Studio」の修了式及び成果報告会を開催しました。
宇部高専では、有限責任事業組合アクセルと連携して、平成18年度から地元中小企業の基盤技術力の底上げを目指し実践講座を開講しており、21年度は全国中小企業団体中央会の「平成21年度ものづくり分野の人材育成・確保事業」の採択を受け、「基礎力向上講座」、「切削加工専門体験講座」及び「設計技術力実践講座」の3種類の講座を昨年9月から開講していたものです。
今年度は延べ19社から39名が受講し、うち33名に修了証書が交付されました。修了式の挨拶の中で、福政校長は「本講座は土曜日が中心であるにもかかわらず、熱心に受講され、修了された皆さんに敬意を表します。学んだことがこれから職場で活かされることを願っています。宇部高専は今後もこういった取組を通して地域社会に貢献したいと考えています。」と述べられました。
また、アンケートの結果から、本実践講座が企業・受講生から好評であったことが報告されました。

100121_1福政校長より修了証書の交付の様子 100121_2成果報告会の様子

宇部高専吹奏楽部第6回定期演奏会を開催

2010.01.24

宇部高専吹奏楽部(部員37名、OB・エキストラ5名)の第6回定期演奏会が1月24日に、宇部市の渡邉翁記念会館で行われました。
一部のシンフォニックステージでは、前回のNHK大河ドラマ「天地人」をはじめ3曲の吹奏楽曲の演奏がありました。
二部の企画ステージでは、「オールナイトブラス!!」をテーマとして、ラジオ風にリスナーからのメッセージやリクエストに応じる趣向で幅広いジャンルの流行歌を演奏しました。また、曲の途中には劇やダンスなども取り入れ、観客を喜ばせました。
三部のポップステージでは、「パイレーツ・オブ・カリビアン」や「Whole New World」などの親しみやすい曲が演奏され、中でも「ウルトラ大行進」の際は部員がウルトラマンに仮装して客席に登場するパフォーマンスがあり、客席を大いに沸かしました。
演奏会には496人もの入場者があり、演奏会終了時には拍手と喝采が鳴りやまぬほどの大盛況でした。

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平成22年度入学者選抜試験(推薦)合格内定者を発表 ~ 一足先に春の便り ~

2010.01.29

1月29日(金)10時に、平成22年度入学者選抜試験(推薦)合格内定者の発表を行いました。
本校管理棟玄関前に合格内定者一覧を掲示すると、待機していた保護者の方々が一斉に集まり、お目当ての番号を確認されていました。
今回の推薦入試には、82人の応募があり72人が合格しました。
合格内定結果は、本校のホームページでも確認できます。

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運営諮問会議を開催

2010.02.05

宇部高専は、去る2月5日(金)に三浦房紀山口大学工学部長ほか7名の外部有識者をお招きし、運営諮問会議を開催しました。
本会議は、校長の諮問に応じて教育研究活動や運営に関する重要事項を審議し、校長に対し助言を行うため設けられているものです。
会議では、橋本副校長から宇部高専の概要説明を行った後、今回の諮問事項である「宇部高専の第2期中期目標・中期計画」、「現在の教育プログラム」及び「地域連携・社会連携」の3点について宇部高専側から説明を行いました。
説明に引き続き行われた意見交換では、各委員からそれぞれの立場から活発に意見・助言が寄せられました。

100205_1挨拶する福政校長 100205_2意見交換の様子

労働安全衛生講習会を開催

2010.02.15

宇部高専では、去る2月15日(月)に、教職員を対象とした労働安全衛生講習会を開催しました。
この講習会は、教職員一人一人が学生又は自分自身の安全衛生にリスクを及ぼさないような設計にすることは自分たちの責務であるとの認識を持たせ、将来にわたって教職員及び学生の安全が確保できるよう、教職員一人一人の危険感受性能力を向上させることを目的として、開催されたものです。
中央労働災害防止協会中国四国安全衛生サービスセンターの山岡和寿所長を講師にお招きし、約二時間の講習に福政校長他約百名の教職員が受講しました。
講習会では、「-安全確保を科学する-」と題し、事故の分類、何故騒がれる労働災害、組織が行っている労働災害防止活動及び安全確保などについて具体例を交えながら講演が行われ、受講した教職員は労働安全衛生に対し改めて重要性を認識した様子でした。

100215top講演をされる山岡所長

 

労働安全衛生講習会を開催

2010.02.19

平成22年2月19日(金)、図書館棟マルチメディア学習室及び地域共同テクノセンター地域共同実験室において『宇部高専テクノフェア2010』を開催しました。本フェアは、学生が地元企業を知り、地元企業が学生の研究内容を知ることで、相互に理解を深めてもらおうというものです。
開会行事に引き続き、A会場では「宇部高専T&Bテクノミーティング」と称し、本校地域振興協力会の宇部高専テック・アンド・ビジネスコラボレイト(宇部高専T&B)等の参加企業によるブース形式での会社・技術説明があり、主として本科生、専攻科1年生が参加して企業との情報交換を行いました。
また、B会場では「専攻科2年生ポスター発表」が行われ、本校の専攻科2年生28名が企業参加者や本校の教員・学生に対し、日頃の研究の成果を説明しました。なお、投票も行われ、最優秀・優秀プレゼンテーション賞が決められ、懇親会では表彰も行われました。
本テクノフェアには250名を越える企業・大学・財団等の各種コーディネータ・本校教職員及び学生が参加し、A会場・B会場とも熱心な説明と活発な質疑応答が行われました。

100219_1A会場:企業と学生の情報交換 100219_2B会場:研究成果ポスター発表

就職セミナー「履歴書・面接対策講座」

2010.02.22

宇部高専では、2月22日(月)に、株式会社毎日コミュニケーションズの香田氏を講師に招き、「履歴書・面接対策講座」と題して就職セミナーを開催しました。
来年度は今年度同様に厳しい就職状況といわれており、学生が就職活動を乗り切って採用内定を手に入れるため、履歴書や面接ではどのような点に気をつけなければならないか等、企業目線からの対応策について講演していただきました。
この日は学年末試験の最終日にもかかわらず、会場は約160名の4年生・専攻科1年生で満席となり、全員熱心に長時間にわたる講演に耳を傾けていました。履歴書の書き方と面接の受け方に対する的確なアドバイスそして目からうろこの(なるほどと思える)話などがあり、多くの学生から受講してよかったとの感想が聞かれました。今回の講演で得たことを生かして、来年度自分の希望する企業の内定を勝ち取ってもらいたいものです。

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平成21年度外国人留学生送別会を開催

2010.02.25

宇部高専では、去る2月25日(木)に、平成21年度外国人留学生送別会を開催しました。
送別会では後輩の留学生が司会進行を務め、最初に校長及び指導教員から今年度卒業予定の留学生に温かい励ましの言葉が贈られ、花束が贈呈されました。
続いて、思い出の映像を披露するなど、送別会の場を盛り上げました。
参加した指導教員や学生たちは卒業予定の留学生を囲んで、和やかな雰囲気の中で学校生活や寮生活の思い出を語り合いました。
最後に卒業予定の留学生から、3年間の思い出と感謝の気持ちが述べられ、名残を惜しみながら送別会を終了しました。

100225_1挨拶をする卒業予定の留学生 100225_2外国人留学生送別会記念撮影

第44回卒業式、第12回専攻科修了式及び第6回JABEEプログラム 修了証授与式を挙行

2010.03.19

本校では、去る3月19日(金)に、宇部市渡辺翁記念会館において第44回卒業式、第12回専攻科修了式及び第6回JABEEプログラム修了証授与式を挙行しました。
本科卒業式ではインドネシアからの留学生1名を含む195名(機械工学科39名、電気工学科39名、制御情報工学科39名、物質工学科40名、経営情報学科38名)に卒業証書が、専攻科修了式では28名(生産システム工学専攻16名、物質工学専攻8名、経営情報工学専攻4名)に修了証書が授与されました。また、専攻科修了生28名全員に、JABEEプログラム修了証書が併せて授与されました。
福政校長から証書を授与された223名は、たくさんの思い出と新生活への決意を胸に、技術者として実社会に巣立っていきました。

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「東北アジア地区交流による実践的技術者の育成」を開催

2010.03.25

平成22年3月25日、宇部高専マルチメデイア学習室において現代GPプログラム「東北アジア地区交流による実践的技術者の育成」成果報告会を開催しました。
まず、福政校長が主催者を代表して挨拶を述べました。次いで宇部市経済部、末次部長が宇部市長の代理として、挨拶されました。
第2部で、国立高等専門学校機構木谷理事が「高専における留学生交流・国際交流」という題目で講演されました。高専機構が2009年3月に実施した海外インターンシップを、2010年度以降、さらに拡大して展開していくなど国際化の推進に力をいれていくことなどを話されました。
続く第3部で、高専における国際交流への取り組みの紹介が2件行われました。熊本高専の大塚総務主事は、熊本高専4年生の海外研修旅行と九州地区10高専とシンガポールの3つのポリテクニクとの交流について紹介されました。富山高専の国際ビジネス学科・長谷川学科長は、国際ビジネス学科の中国、韓国、オーストラリア、ロシアでの4週間の異文化実習、カナダでの半年の留学プログラムおよび平成22年度から専攻科で実施される、北アイルランドでの4週間のインターンシッププログラムを紹介されました。
第4部で、宇部高専の吉田専攻科長が現代GPプログラム「東北アジア地区交流による実践的技術者の育成」の3年間の活動実績を報告しました。その中で、宇部市の「東北亜機械産業都市連合」活動と連携した卒業研究、特別研究と、海外協定校であるロシア・コムソモリスク工科大学、アムール人文教育大学、中国・ハルピン工業大学(威海)、韓国・東義科学大学との交流の進展が説明されました。次いで、経営情報学科の田川講師は、経営情報学科の韓国・東義科学大学との学術交流を中心に紹介しました。
引き続いて宇部高専専攻科生の発表が3件行われました。生産システム工学専攻1年小松君がコムソモリスク工科大学でのインターンシップについて、また物質工学専攻1年鍵山君がハルピン工業大学(威海)での海外インターンシップについて報告しました。経営情報工学専攻1年濱田君と吉永君は、韓国・東義科学大学との合同シンポジウムについて報告しました。
報告会の参加者は、宇部高専教員40名、学生10名、宇部市役所3名でした。報告の後には、効果的な国際交流の進め方について活発な質疑が行われました。熊本高専、富山高専の取り組みを参考に宇部高専独自の国際交流への取り組みの進め方について議論されました。本報告会の開催によって、宇部高専の学生・教員が国際交流への取り組みの意識を高めることができました。

100325_1福政校長のあいさつ 100325_2木谷高専機構理事との質疑の様子
100325_3熊本高専大塚総務主事の講演 100325_4富山高専長谷川学科長の講演
100325_5専攻科生の発表


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