2018.08.30
地元選出の衆議院議員である河村建夫氏を団長とした総勢8名の衆議院東南アジア政治経済事情等調査議員団が、高専機構が推進する海外展開事業のひとつであるベトナム国での事業視察を平成30年8月21日にハノイ市にある商工短期大学(COIT:College of Industrial and Trade)で行いました。
調査議員団長 河村議員挨拶
ベトナムにおける海外展開事業は、本校が幹事校となり、函館高専、鶴岡高専、岐阜高専、徳山高専そして有明高専が協力校として、ベトナム国の北部、中部、南部の工業短大等に高専教育制度による技術者教育支援を行っています。
調査議員団のCOIT視察は、COITのTUNG学長の挨拶から始まり、高専機構本部の高橋雅之執行調整役による本事業の説明と本校の三谷知世校長からの事業の進捗状況説明、そしてTUNG学長によるCOITでの高専モデル導入による教育効果について報告がありました。
TUNG学長による説明
その後、場所を移動し、機械実習工場での学生たちの実習見学を行いました。議員からは、高専コースで学ぶ学生の状況や本教育のベトナム国経済へ効果などの質問があり、議員団の本事業への理解と期待の大きさがうかがえました。当日はベトナム国会テレビ等4社の取材もあり、ベトナム国での関心の高さも実感しました。
COIT機械実習工場の見学
本校は、ベトナム国担当として、この海外展開事業を推進してまいりますので、多方面からのご支援とご協力をお願いいたします。