独立行政法人国立高等専門学校機構 宇部工業高等専門学校

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シンポジウム「地域でグローバル人材を育成するために」を開催しました

NEWS

2019.02.13

KOSEN(高専)4.0”イニシアティブ事業として、宇部高専では平成29年度より「UBE方式:『グローバル高専生』育成を目的とした次世代型国際交流の確立」を目指し、様々な取り組みを実施してきました。

そこで、2月2日(土)、ANAクラウンプラザホテル宇部 万葉の間にて、その2年間の成果を報告するとともに、グローバル人材育成や学生のキャリアデザインについて議論するシンポジウムを開催いたしました。市民をはじめ、学生、保護者、高専関係者など、131名の方が参加し、盛大に終了いたしました。

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来賓挨拶をする宇部副市長 末次宣正様。司会は本学卒業生で、現在フリーアナウンサーのわだ りえ氏

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基調講演「地域のグローバル企業が求めるグローバル・エンジニア育成への期待」と題して、
独立行政法人日本貿易振興機構 山口貿易情報センター所長 藤原 雅樹氏

UBE方式次世代型国際交流について 本校留学交流室長畑村学教授より説明。さらに、UBE方式の特徴でもある、留学生を活用した取組みについて、宇部市立見初小学校の八代真一教諭より報告がありました。この取り組みは生徒のグローバル化のみならず、教職員の意識の変化につながっていると報告されました。実際に、昨年度、小学校で英語指導をした当時の留学生 ジェシー(楊宜佳)も登壇しました。

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留学生を活用した取り組み報告 宇部市立見初小学校 教務主任 八代真一氏

特別講演では、本校OBでもある株式会社ChromaJean 代表取締役三輪勝彦氏に、「グローカル人材のアントレプレナーへの軌跡」と題して、大手薬品メーカーへの勤務から起業に至るまでの紆余曲折を講演していただきました。

三輪氏には特別講演に続いて、パネルディスカッションのファシリテーターも務めていただました。現役高専生、穂積 将輝(機械工学科5年)、熊谷 桜(経営情報学科3年)が宇部高専になぜ入学したかを皮切りに、パネラーの企業経営者、本校OBのキャリア形成の変遷を追っていきました。最後に、宇部市役所の小檜山大介氏から、グローバル人材がどのように宇部市の取り組みとリンクできるのか「宇部スタートアップ(うべ共創イノベーションセンター 志)」の事例を紹介していただきました。

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パネルディスカッション

また、パネルセッションでは宇部高専生が海外で経験した国際交流活動についてポスターを使って報告しました。その内容は審査され、優秀ポスター賞と優秀プレゼンテーション賞が贈られました。

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(左より)優秀ポスター賞に選ばれた山田さん、三谷校長、優秀プレゼンテーション賞 三井さん

本校は地域の中でも、国際交流が盛んな教育機関であると認知されるようになってきており、今後も、海外協力校との連携を深めて中国・四国地域での国際交流を牽引していきます。

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シンポジウム終了後の記念写真

シンポジウム「地域でグローバル人材を育成するために」


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