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大学教育再生加速プログラム(AP)シンポジウム「真のグローバル人材育成へ舵を切る高等教育」を開催

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2020.01.15

12月21日(土)に、宇部高専主催により、大学教育再生加速プログラム(AP)シンポジウム「真のグローバル人材育成へ舵を切る高等教育」を宇部市のANAクラウンプラザホテル宇部にて開催しました。
本シンポジウムは、5年間のAP事業最終年度にあたり、長期学外学修プログラムによって得られた知見の共有・ディスカッションを通して、2030年へ向けた産官学連携によるグローバル人材育成方法論の探求を目的として実施しました。

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山川校長による開会挨拶の様子

第1部の招待講演では、山口県観光スポーツ文化部国際課 調整班長 福居俊一氏に、「山口県の国際化推進について」というテーマでご講演いただきました。福居氏には、山口県の国際化推進施策についてご紹介いただくとともに、山口県における多文化共生の取り組みについてお話いただきました。
2つ目の招待講演では、株式会社富士通九州システムズ総務人事本部 ダイバーシティ推進室長 多田誠氏より、「産業グローバル化時代における大学のアウトプットへの期待」と題しご講演いただきました。変化の激しい時代に企業が求める人材について、ご自身の経験を踏まえ、出口視点からのお話しをいただきました。

基調講演では、神戸大学大学院国際文化学研究科 教授 阪野智一氏より「海外インターンシップ/フィールドワークから得られる学生の能力」というテーマでご講演いただきました。神戸大学の教育改革と神戸グローバルチャレンジプログラムについてご説明いただくと共に、これらのプログラムがキャリア選択へどう影響しているか、また得られた能力を学生がどう活かしているか、興味深い内容のご講演をいただきました。

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神戸大学阪野氏による基調講演の様子

第2部では、宇部高専のAP事業実施責任者である武藤教授が、本校におけるAP事業の取組紹介及び成果報告を行いました。同時に学生による長期学外学修のポスターセッションを実施し、学生の発表と活発な質疑応答が行われました。 午後からは、福岡女子大学国際文理学部 准教授 湯田ミノリ氏から、福岡女子大学で実践されているEYH(Expanding Your Horizons)プログラムについて、参加前後の学生の意識変化などのデータを分析した結果や、グローバル人材育成のためのプログラムデザインに関するご報告をいただきました。

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学生によるポスターセッションの様子

最後に、「現代社会における企業の求める人材像/学生の描く未来像とのマッチング、留学生活用と地方都市の国際化/日本人学生として何ができるか」をテーマとして、パネルディスカッションを行いました。福居氏、多田氏、宇部高専学生 田中実里さん、神戸大学学生 小濱直大さん、福岡女子大学学生 三重野藍さんがパネラーとして登壇し、それぞれのグローバル活動経験をもとに多くの議論が行われました。

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パネルディスカッションの様子

本シンポジウムの開催により、学校関係者・学生及び産業界の皆様とグローバル人材育成推進に向けて多くの意見交換を行うことができたほか、今後の課題や展望を得ることができ大変有意義なシンポジウムとなりました。


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