独立行政法人国立高等専門学校機構 宇部工業高等専門学校

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令和3年度第2回宇部高専テクノカフェを開催

NEWS

2021.10.06

令和3年9月3日(金)に、オンラインで令和3年度第2回宇部高専テクノカフェを開催し、学内外から28名の参加がありました。

宇部高専テクノカフェとは

令和2年度から宇部高専地域共同テクノセンターが実施しているイベント。宇部高専の研究活動をより広く地域企業の方に知っていただくことを目的に、毎回分野を定めて教員の研究シーズ(教育・研究の専門分野名や研究内容)を紹介しています。

会場での聴講の様子

廣原教授によるオンラインでの発表の様子
(画面左下が廣原教授)

今回の分野は、「医療・防疫」。学内で学科横断型のグループを形成し取り組んでいる研究を紹介しました。

最初にグループのプロジェクトリーダーである物質工学科の廣原教授より、同グループが取り組むプロジェクト「ウイルスやがん細胞などに対する診断薬、治療薬の開発」と災害時避難所での2次災害防止のための「アロマハンドクリームの開発」についての概要の説明がありました。
その後、グループを形成している4人の教員から自身のシーズ紹介やグループ内での役割などについて発表があり、それぞれに対して参加者から質問があり活発な意見交換がなされました。

宇部高専では、今後も定期的に「テクノカフェ」を開催し、シーズ紹介の場を設けていく予定です。


「アロマハンドクリームの開発」と高専の教育質保証

宇部高専は国立高専機構が「高専の教育質保証」の一環として令和2年度から進める【「Society5.0型未来技術人材」育成事業 GEAR5.0(未来技術の社会実装教育の高度化)】外部リンクの防災・減災・防疫分野(防疫)に協力校として参画しています。今回発表した研究グループが取り組む「アロマハンドクリームの開発」もこの事業の支援を受けている研究です。
研究ではアロマが災害時での生活におけるストレス緩和や免疫力のアップに非常に有効であること、女子学生がハンドクリームなどの化粧品に興味を持つことに着目し、宇部高専の学生が主体となってアロマハンドクリームを開発し、実用化を目指しています。
本校ではこの研究を通じ、Society 5.0で実現する社会・経済構造の変化、技術の高度化、社会・産業・地域のニーズ変化を踏まえ、地域や社会の諸課題に自律的・主体的に取り組み、かつ生涯学び続ける学生を継続的に育成していきます。


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