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「ラオスを知ろう!親子のための異文化理解ひろば」を開催

NEWS

2022.01.14

令和3年12月12日(日)、小郡ふれあいセンターで開催された「小郡みんな食堂」でラオス出身の留学生2名と、本校の学生有志7名(物質工学科2年1名、経営情報学科3年1名、経営情報学科1年5名)が「第2回 ラオスを知ろう!親子のための異文化理解ひろば」を開催しました。

この取り組みは、山口県国際交流協会の助成のもと小郡みんな食堂と協働して開催しているもので、11月に【第1回目】学内限定を実施しています。今回は小学生とその保護者の5組13名に参加いただき、前回と同様にアクティビティを交えながらラオスの文化について学んでもらったり、ラオス料理を試食していただいたりしました。参加した小学生からは「ラオス料理は辛いけどおいしかった。ラオスの文化や文字は難しかったけれど、いつか行ってみたい」 といった声が寄せられ、充実した体験にしていただけたようです。

今回参加した本校学生有志は、1回目に参加したメンバーから大幅に刷新しました。これは、より多くの学生が参加できる環境を整備するとともに、学生間でイベント運営の手法を引き継ぐということも教育の一環としているためです。イベントを通じて留学生がラオスの文化紹介をするのはもちろんですが、日本人学生が学外で留学生のサポートをすることも、学生にとって貴重な学びの機会になっています。

留学生による母国紹介の様子

日本人学生による宇部高専の紹介

ラオス料理の紹介

今後は、山口県内の他の「こども食堂」や「こどもの居場所」との連携も視野に入れ、さらに活動を展開していく予定です。最後になりますが、今回のイベントは試食用のラオス料理作りをはじめとし、山口県国際交流協会および小郡みんな食堂のスタッフの皆様方に多大なご支援をいただきました。この場を借りてお礼申し上げます。

参加者記念写真


参加した学生のコメント

井上 茉歩さん(経営情報学科1年)

私は今回のイベントでラオスの言葉や観光地、文字などたくさんのことを知ることができ、貴重な体験をすることができました。
小学生のサポートとの交流では、ラオスに関するクイズの時間で小学生が私よりも多く正解していて驚きました。現在は小学校でも英語の授業があるみたいなので、これからどんどん国際交流が広がっていけば嬉しいです。今後も学外での国際交流活動があれば積極的に参加したいと思います。


長尾 未優さん(物質工学科2年)

私は今回、アクティビティ「ラオス語で自分の名前を書こう」を担当しました。アクティビティを担当するにあたりラオス語の発音などの練習をしましたが、ラオス語は象形文字に似ていていることや日本語にはない発音があり、とても興味深く感じたとともに、大変でした。
私が小学生の時は、国際交流活動など に参加した事はなかったので、今回のようなイベントをきっかけに外国へ興味を持ってもらえるのはとても良いことだと思います。小学生の純粋な好奇心や笑顔を見て、今度参加するときにはもっとレベルアップした活動をして喜んでもらいたいと感じました。


シーパチョネ・ティドさん(経営情報学科3年・ラオスからの留学生)

ラオスやラオスの文化について、日本の小学生に紹介する機会をいただけて、その準備期間も含め、楽しく取り組むことができました。小学生にラオ語での挨拶、ラオス文字で自分の名前を書くお手伝いをしました。また、日本の小学生と保護者の方にラオス料理も食べてもらい、美味しいと言ってもらったのでうれしかったです。またこのような機会があれば参加したいです。


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