独立行政法人国立高等専門学校機構 宇部工業高等専門学校

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地域課題解決型PBL「地域教育」の2021年度の活動成果をFMきららで紹介しました

NEWS

2022.03.02

令和4年1月13日(木)に、地域課題解決型PBL「地域教育」を受講する7名の学生がFMきらら「Dreaming kirara」に出演し、2021年度の活動成果を紹介しました。

当日は、新型コロナウイルス感染症対策として基本的な感染対策であるマスク着用やアクリル板の設置はもちろんのこと、スタジオでの密を避けるために放送を4部制にするなど、感染防止対策を徹底して放送に臨みました。

放送では、受講した学生が「どのように自分たちで課題点を発見したか?」や、課題解決に向けた道のりの経過、今後の展望などを説明。ラジオパーソナリティの方からの活動内容の詳細や地域教育を受講してよかった点や魅力などの質問に対しても、活動を通して感じた思いを自分の言葉で話しており、地域の中で貴重な経験を積んだことが窺える出演となりました。


放送に参加する学生(第1部)

地域の方々と協働して課題解決を実践した経験は、自己成長に繋がります。このような経験を継続し、積み重ねていくことで、今、社会が求めている「自ら考え、提案、行動できる人材」になっていくと期待しています。

出演学生および報告を行った活動

第1部

出演者(学科学年) 報告を行った活動
河崎凜(物質工学科2年)
竹内真子(物質工学科2年)
谷口日奈(物質工学科2年)
地域資源である竹の魅力を継続的に発信する仕掛けづくり

第2部

出演学生(学科学年) 報告を行った活動
杉村美紅(物質工学科2年) 障がい者向けの機器を企業と連携し製作
岡藤もも(経営情報学科3年) 高齢者向けの生きがい創出に繋がるプログラム開発
&
高齢者福祉施設で開発したプログラムを継続的に催行

第3部

出演者(学科学年) 報告を行った活動
山本小想(経営情報学科4年)
水野愛美(経営情報学科4年)
県内の魅力発信&経済効果に繋がるオンラインツアーの開発/催行

第4部

出演者(学科学年) 報告を行った活動
杉村美紅(物質工学科2年) 松山市内の回遊性を高めるツアーの企画
(合宿型PBL・弓削商船高専と連携して実施)
山本小想(経営情報学科4年) 古い街並み「内子」と下灘駅の魅力を伝える
(合宿型PBL・弓削商船高専と連携して実施)
水野愛美(経営情報学科4年) 今治およびその周辺地域における公共交通機関だけで観光できるモデルコース作り
(合宿型PBL・弓削商船高専と連携して実施)

放送終了後、出演した学生全員で記念撮影


地域課題解決型PBL(Problem/Project Based Learning)「地域教育」とは?

宇部高専では、2017年度よりエンジニアリングデザイン能力醸成、課題発見能力育成および数多くのイノベーション創出を目的とした地域課題解決型PBL「地域教育」を開講、今年で5年目になりました。課題を与える(選択する)のではなく、自らが課題を発見するところから取り組み、提案に留まらず年間を通じて実践活動をすることで、今、社会が求めている「待ちではなく、自ら考え、提案、行動できる人材」を育成するアクティブラーニング型の授業を展開しています。
授業では、学年学科横断型で同じ課題をテーマに掲げたメンバーがチームを構成。今年度は中山間地域(伝統工芸)」「共生社会(障がい者)」「高齢者」「農業」「観光振興」「地域資源(竹)」「まちなか(商店街)」などをテーマに13チームが課題解決に取り組みました。


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