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宇部高専市民文化サロン「学生のためのてつがくカフェうべat宇部市立図書館」を開催しました

NEWS

2022.04.04

令和4年3月26日(土)、宇部市立図書館2F講座室において、一般科の小川泰治講師が企画した宇部高専市民文化サロン「学生のためのてつがくカフェうべ at 宇部市立図書館」を開催しました。

宇部高専の市民文化サロンは、人文科学や社会科学、自然科学にわたる幅広い学術分野について一般市民の方々に分かりやすく紹介し、自由な意見交換等を通じて受講者の教養を高めることを目的とした事業です。

てつがくカフェとは、参加者の方々とその場で決めた一つの問いについてお互いに対等な立場で対話を通して考えを深めていく活動です。「哲学」と名はつきますが、難しい知識は必要ありません。今回は、学生世代を中心に一般の参加枠も設け募集をし、小学生からご年配の方まで幅広い年代で9名の参加がありました。また、宇部高専からは大浜怜さん(電気工学科4年)、畑絢登さん(制御情報工学科4年)が参加し、前後の準備や対話の進行のサポートを行いました。

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てつがくカフェの様子

開催にあたり、小川講師よりてつがくカフェのルールや心構えが説明されたあと、当日のテーマである「勉強」にまつわるもので、参加者の皆さんが考えたい疑問を出していきました。
「勉強と勉学の違いとは?」、「学校で教わる勉強と社会に出てから自分でする勉強の違いとは?」、「学校で教わることは正しい事なのか?」などの問いが出た中から話し合いで選ばれた問いは「先生は必要なのか?」。関連して、中学生の参加者から出された「学校の先生は授業中になぜ個人を注意するのか?」という問いも踏まえながら対話がスタートしました。
参加者の方々からは、世代ごとに異なる勉強についての体験談や担任や教科担当によって異なる先生の存在意義、理想の教師像、そしてオンライン授業や録画授業の是非などたくさんの興味深い意見が出され、充実した対話が時間いっぱいまで行われました。

参加者からのアンケートでは、「10代の方から70代の方まで、様々な意見が聴けて話が出来る貴重な場となりました」「人それぞれの意見を聞けて楽しかったのでまた来たい」という声をいただきました。

次年度以降も開催方法や時期などについて改善をしたうえで開催を予定しております。
各回完結の講座ですので、1度だけの参加でも大歓迎です。興味をお持ちの方はぜひご参加ください。


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