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中国地区高専文芸部交流会を開催しました

NEWS

2022.09.05

令和4年8月7日(日)、令和4年度中国地区高専文芸部合同交流会を開催しました。交流会には宇部高専から5名、徳山高専から4名の学生が対面で、津山高専の学生2名がオンラインで参加しました。

これまで中国地区高専の文芸部は、一泊二日の合同合宿を高専の持ち回りで行ってきました。しかし、一昨年と昨年は新型コロナウイルスの影響で中止。今年度は合宿形式の交流会が実施できなかったため、日帰りで、かつオンラインでも参加できるような形式で交流会を実施しました。

宇部高専の活動を紹介する平山部長

活動活性化のためのディスカッションの様子

交流会では、各高専10分で自校の活動を発表。宇部高専は、今年度の新たな取り組みとして長期留学生の文章指導を行っていることを紹介しました。その後は、各高専の部員が混ざった3つのグループに分かれて文芸部の活動活性化のための方策についてディスカッションを行いました。ディスカッションでは、新入部員獲得や、今後のオンラインでの交流について様々なアイデアが出されました。

津山高専はオンラインで参加

リレー小説を書いている様子

ディスカッションの後は、同じグループで【オンラインじゃれ本】外部リンクというリレー小説の創作を行いました。これは、メンバーの人数分のテーマを決め、そのテーマと、自分の前に書いたメンバーの内容を参考に、各自が100文字以内で物語をネット上で書き継いでいくというものです。最終的にできあがった作品について、グループで最も評価の高かった作品を理由と併せて発表しました。

徳山高専文芸部顧問・高橋祥吾先生による講評

3時間の交流会でしたが、他高専の取り組み等を知ることができて、非常に充実した会となりました。

対面参加した徳山高専学生との集合写真

参加した学生のコメント

平山琴葉(経営情報学科3年、文芸部部長)

私は宇部高専文芸部部長として今回の交流会に参加しました。コロナウイルス感染症流行の影響で長らく開催できていなかったので、私をはじめとして、今回参加した宇部高専文芸部の部員全員が初めての交流会でした。
今回、徳山高専、津山高専の文芸部のみなさんと交流し、活動報告と文芸部の活性化のためのディスカッション、創作活動をしました。その中で、今後の活動に追加できるような面白い活動を多く目にすることができました。また、今回の創作活動であるリレー小説の執筆では、大人数で1つの作品に対面で取り組むという活動はあまり経験できることではないため、とても楽しかったです。
次回の交流会で良い報告ができるよう、今回の交流会で出た活動活性化のためのアイデアをもとに、できることから1つずつ、部員たちと一緒に取り組んでいきたいと思いました。


吉永瑛紀(経営情報学科1年)

私は文芸部の一員として今回のイベントに参加しました。活動紹介では、今一度宇部高専文芸部の活動を確認できただけでなく、徳山、津山高専の文芸部がどんな活動をしているか知ることができました。イラストを加える、今日の一言を作るなど、自分達がやってこなかったような活動もあり、驚きました。
各グループに分かれたディスカッションでは各文芸部の活動の活性化について話し合うことができました。様々なアイデアが出るとともに新たな取り組みに対する期待も高まりました。グループごとのショートショート連作では、限られた文字数、ページ数の中での連作の難しさ、面白さを実感しました。
半日での開催でしたが、今回のイベントは新鮮で、これからの創作活動においてとても良い経験、あるいは刺激にもなったと思います。こういった活動が再び行えるように、文芸部としてこれからも活動を続けていきたいです。


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