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文藻外語大学五年制専科部の学生とオンラインで交流しました

NEWS

2022.10.17

令和4年6月7日(火)~8月15日(月)の約2ヶ月間にわたり、本校の学術協定校である文藻外語大学(台湾・高雄市)の学生とオンラインで交流しました。

文藻外語大学には四技と呼ばれる四年制大学と、五年制専科部(通称:五専部)と呼ばれる中学を卒業した学生が学ぶ五年制のコースがあります。今回の交流では、本校から14名、文藻外語大学五専部3年生(以下、五専部)から7名が参加しました。

6月7日に開かれたキックオフミーティングの様子

今回参加した台湾の学生は、日頃から日本語を専門に勉強しているため、全員が日本語を話せますが、同世代の日本人学生と会話をした経験がありません。 これを踏まえ、今回の交流会では、宇部高専の学生2名、五専部の学生1名の3人グループを作り、日本人の学生が普段話すようなことばで、あらかじめ準備したお互いに興味のあるテーマについて30分~1時間程度の「おしゃべり」を楽しみました。全10回の実施でしたが、2回ごとにメンバーを変更したこともあり、本校学生・五専部の学生双方が多くのメンバーと交流できる機会を持てたと思います。

交流の様子①

交流の様子②

日本語での交流のため、低学年でも参加しやすい活動となり、1年生の参加も多くみられました。
この夏から学生の海外渡航が再開されましたが、このようなオンラインでの交流は今後も継続してまいります。


参加した学生のコメント

藤原 麻依(経営情報学科3年)

宇部高専のメンバーは、国際交流に積極的に参加する、意識の高い低学年の学生が中心になりました。交流をする前に宇部高専メンバーで集まり、パワーポイントを使った交流の仕方を学んだり、台湾に関する本を読んで予習したりしました。オンラインで交流した文藻外大の高校生は、みな日本語が上手で、日本のことがとても好きなことが話をしていて伝わってきました。毎回会話が弾み、事前に設定しておいたテーマ以外にも、台湾について様々なことを学べました。
今回交流して学んだことをこれからの生活に活かしていき、もっと国際交流に積極的に参加していこうと思いました。

呉 佩蓉(ペイ・文藻外語大学日本語学科五専部3年)

今までずっと勉強してきた日本語を活用したいと思っていました。先生から今回このオンライン交流イベントあるのを聞いて、一瞬で参加しようと決めました。コロナのせいで毎日家にいたので、このイベントのおかげで週一回宇部高専の学生とお話しできていて、すごく楽しかったです!
毎週違うテーマで会って、お互いの国の文化や食べ物を紹介して、放学後に何をするかなど色々話して、日本に関する知識が前よりもっと増えたと思います。主に日本語で会話しているので、日本語の流暢さも上がってきました。
また、私は今回イベントのリーダーを務めました。運営する方法が全然わからなくて焦っていましたが、高専のリーダー二人が優しくてほっとしました。今までも日本人の先生と話したことありますが、やはり年齢が近い相手は違うと思いました。前に知らなかった流行語や、話すスピードなど、いろいろ違いを感じました。
今回の経験を踏まえて、これからも日本語がもっとうまくなるために頑張りたいと思います。

森 悠七(制御情報学科1年)

私は国際交流といえば英語というイメージを強く持っていたので、日本語で交流するというところに興味を持ち、この活動に参加することにしました。
宇部高専の学生2人、台湾文藻外語大学の学生1人の3人グループで約2ヶ月に渡り、計10回、オンラインで交流しました。台湾の学生1人に2回ずつ交流し、私は全部で5人の台湾の同世代の学生と交流することができました。お互いの国のこと、流行のこと、放課後何をするか、お互いの国に行ってやりたいことなどのテーマで話しました。最初はオンライン交流という初めての経験に緊張していましたが、会話を重ねるにつれて緊張は薄れていき、自然な会話が増えていったので楽しく活動することができました。今はネットで調べれば様々な情報を得ることができますが、実際に現地の人と交流できたということがネットで調べるより何倍も理解を深めることができると感じました。
私はこの活動を通して、オンライン交流や英語・日本語の交流だけでなく、もっとたくさんの交流を様々な人と行いたいと思いました。これからたくさんの国際交流活動に参加していきたいです。


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