独立行政法人国立高等専門学校機構 宇部工業高等専門学校

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マラ工科大学で語学研修・専攻科インターンシップを行いました

NEWS

2022.11.16

令和4年8月26日(金)から9月23日(金)まで、本校の学生13名が、マラ工科大学(マレーシア)で語学研修、専攻科インターンシップに参加しました。

語学研修の様子

マレーシアの民族衣装を着て記念撮影

語学研修では英語に関する授業はもちろんのこと、マレー語やマレーシアの文化を深める内容になっています。授業では、マラ工科大学の先生や学生の方々と一緒に、アクティビティを交えながら、英語の勉強に取り組みました

担当教授と打ち合わせをする様子

研究成果を最終発表会で報告

専攻科生が参加したインターンシップでは、専門に関する研究に取り組みました。日本とは異なる環境で研究に取り組めたことは、今後に繋がる良い刺激となったようです。

また研修期間中は、マラ工科大学の学生が、バディとして授業だけでなく、現地での生活も積極的にサポートしてくれました。休日も一緒に観光や買い物へ出かけ、現地の学生と深く交流できたことは、参加学生にとって良い経験になりました。


学生からのコメント

上村月乃(制御情報工学科3年)

私はマラ工科大学の語学研修に参加しました。
平日の午前はビジネスに関する講義を受け、午後はバディセッションでマレー語を学んだり、伝統衣装やダンス、マレーシア料理や昔遊びを体験しました。土曜日は先生方やバディと一緒に観光地巡りや、ショッピングを楽しみ、日曜日は日本人学生だけで出かけるなどしました。
講義では講師の方の話す英語にマレー語の訛りがあり聞き取りにくいこともありましたが、1カ月過ごすうちに耳も慣れ、最後の方には来たころに比べて聞き取れるようになりました。聞き取れなかったところも質問することで先生方やバディがわかりやすく教えてくださいました。


西川純平(生産システム工学専攻1年)

私は2か月間、マラ工科大学で海外インターンシップに参加しました。マラ工科大学では、担当教授のもと「Al-Znの機械的および物理的特性の研究」を行いました。日本では得ることのできない貴重な体験や知見を得ることができ、後悔のない充実した時間をマレーシアで過ごすことができました。
研修最終日には、研究の成果を英語で発表しました。英語で自分の専門分野をほかの人に理解してもらう難しさを痛感しました。今後の課題になりました。
僕はこの2か月で気づいたことがあります。それは「とにかくやってみる」ことの大切さです。
研修当初は英語が話せないことを理由にして何をするのにも逃げていました。このままでは何も変わらないことに気づき、間違えてもいいからやってみることにしました。外食する際は簡単な英語やジェスチャーで何とか注文したり、現地の方々と一緒に店やファッションショーを見に行ったり、担当教授の自宅にお邪魔し貴重なお話を聞かせていただきました。そうすると今まで以上に学びが増え、英語はあくまでもコミュニケーションをするための道具であって英語が上手く使えなくても自分の気持ちを伝えることが大事であることに気づきました。結果的には、だんだんと周りの人からも英語が上達したねと言ってもらえるようになり、気づかないうちに、英語が使えるようになっていました。
今後はこの2か月間で学んだ多くのことを活かし、宇部高専の国際交流の発展や自己の能力向上に努めたいと思います。


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