2022.12.22
10月から本校にて中国語の教育実習を行っている台湾の教育実習生2名が、10月24日からの毎週月曜日午後8時から、国際寮1階のスタディールームで希望する寮生に対して「中国語ナイトスクール」を開催しています。
講師を務めるのは台湾・文藻外語大学華語文教学研究科（高雄市）の何泰樺さんと吳淯玹さんです。2人は10月から来年2月末まで、中国語の教育実習生として4年生の中国語の授業の一部を担当したり、オンライン中国語用の授業動画を作成したりしています。
中国語ナイトスクールは、寮生会国際交流委員が企画したもので、講師の2人との連携や寮生へのアナウンスも、担当の学生が自主的に行っています。毎回10～20名程度の寮生が参加しており、会話や自己紹介を練習したり、カードやトランプを使って中国語の数字や発音を楽しく学んでいます。
 日本語を交えながら授業を行う何泰樺さん |
 トランプを使って中国語の数字を教える吳淯玹さん |
中国語ナイトスクールは、閉寮中・試験週間を除く2人が滞在している間、継続して行われ、希望する寮生は誰でも参加可能です。2人から簡単な中国語の会話を学んだ学生が、長期休暇を利用して台湾での語学研修や海外研修に参加することが期待されます。
 中国語での自己紹介のお手本を示す吳淯玹さん |
学生のコメント
杉村美紅（物質工学科3年、寮生会国際交流委員、「中国語ナイトスクール」責任者）
中国語ナイトスクールは、中国語を学ぶ目的だけでなく、台湾の短期留学生と寮生が交流する機会をつくるためにも開催しています。ナイトスクール中は、ほとんど中国語だけで授業が行われます。私自身、中国語は初心者ですが、留学生がジェスチャーなども用いてくれるので段々と慣れてきました。
第1回のナイトスクールでは自己紹介として名前の言い方、自分の名前の中国語での読みや、出身地の言い方などを学びました。これまで4回開催していますが、ナイトスクールの最初には必ず自己紹介をするので、最初はメモを見ながらだったのが、段々と慣れてスラスラと言えるようになっています。自己紹介以外では数字の読み方も習いました。発音が日本語には無いものが多く、寮生同士で発音を確認し合ったり留学生に確認したりしながら習得しています。
現在も多くの寮生が参加していますが、留学生と関わるチャンスなので、もっと多くの寮生に参加してもらいたいと考えています。
私は台湾の留学生2人と関わって、台湾にも中国語にも魅力を感じました。今後の語学研修にも参加してみたいと思います。