2022.11.24
令和4年10月28日(金)、2022年夏季海外研修成果報告会を宇部高専マルチメディア学習室、多目的実習室およびラーニングコモンズの3会場で開催し、この夏の成果を発表しました。
コロナ禍で見送られてきた海外渡航が3年ぶりに再開され、今夏は49名の学生がマラ工科大学(マレーシア)、シンガポールポリテクニック(シンガポール)、永進専門学校大学校(韓国)、ニューカッスル大学(オーストラリア)で語学研修(オンライン研修での研修含む)・海外研修を行いました。
また、昨年度トビタテ!留学JAPANに採択されたものの渡航が叶わなかった学生も、マラ工科大学、シンガポールポリテック、ロードアイランド大学およびNPO農家(アメリカ合衆国)で計画していた研修や研究活動を行うことができました。
発表の様子(多目的実習室) |
発表の様子(ラーニングコモンズ) |
質疑応答も活発になされました(マルチメディア学習室) |
報告会では、語学力や異文化理解の必要性、今後の国際交流活動への意欲についての発表が多くみられました。発表後の質疑応答では、教員や今後海外研修への参加を計画している学生から、現地での生活や観光に至るまで活発な質問がされていました。
2022年夏季海外研修参加者数 |
学生のコメント
吉村なぎ(物質工学科1年・マラオンライン英語研修)
私は、夏休みにマラ工科大学のオンライン語学研修に参加しました。今回はオンラインでの研修でしたがマラ工科大の学生たちと研修をすることで、海外研修の雰囲気が少し掴めたと思います。そして、研修が終わってからもマレーシアの食べ物や服、名所について個人的に調べてみたところ、「今旅行に行きたい場所ランキング」では第一位です!ぜひ今後の海外研修か個人的な旅行で訪れたいと思います。
研修成果報告会では、そんな、マレーシアの魅力や研修の成果をパワーポイントを自作して発表しました。研修の目的・目標を図解してわかりやすく発表できたと思います。更に日頃の英語学習がどのように研修で活かされたかを質疑応答で答えることができました。しかし、私のパワーポイントには絵や画像が少なく、面白味が足りなかったように感じます。次回の発表では、現地で自ら撮影した写真を紹介できたらと思います!
磯部史織(物質工学科1年・シンガポールポリテック英語研修)
私は約1ヶ月間、シンガポールポリテクニックでの語学研修に参加しました。授業では日常会話で使える表現や、スピーチやプレゼンテーションといった発表とその方法について学びました。また、屋外で街の探索をしたり、現地の人々に質問したりすることで異文化に触れることもできました。シンガポールは交通網が発達していたので様々な場所で活動できました。普段の生活ではできないような、新鮮で貴重な体験がたくさんできました。
成果報告会では、自分の研修内容と得られた成果を、PowerPointで作成した資料を示しながら他の研修に参加した人達とも発表し合いました。自分が発表する時は初めは緊張しましたが、何とか無事にやり遂げられました。他の研修に参加した人の発表からは、授業内容や研修先の国の特徴などの興味深い内容を聞くことができました。同じ研修に参加していても、人によって作る資料が違っていて面白かったです。
中村來未(経営情報学科1年・マラ工科大学英語研修)
私は今年の夏季休業を利用しマレーシアへ語学研修に行きました。この研修では英語でグローバルビジネスについての授業を受けました。そして最終日には授業で学んだことを自らまとめ、英語でプレゼンテーションを行いました。
また、授業のなかで現地の学生(バディ)とマレーシアの文化について学ぶ機会が沢山あり、休日にはマレーシアを観光することができとても充実した研修になりました。現地では一緒に研修に参加した他学科や他学年の学生と寮で共同生活をしたので、協調性も身につけることができました。
成果報告会では自分が参加した研修以外の研修での体験談を聞くことができてとても興味深く感じました。また、今回の報告会を通じて伝え方や質問への返し方を考え直すことができ、プレゼンをする能力を向上させることができたように感じました。授業内容や研修での活動の内容もマレーシアとは全く違ったため研修内容の違いを理解することができ、次回の留学先を考えるための参考になりました。