2022.11.24
令和4年8月31日(水)、鹿児島高専で開催された日本高専学会第28回年間講演会で行われた表彰式で、【宇部高専Student Ambassador(学生アンバサダー、SA)】の活動が、2021年度日本高専学会「活動奨励賞」を受賞しました。表彰された対象活動は、「キャンパス及び地域のグローバル化を目的とした国際交流活動」。
盾と賞状を持つ学生 |
10月4日(火)には、西米梨花さん(経営情報学科4年)と長尾未優さん(物質工学科3年)が校長室を訪問し、山川校長に報告をしました。西米さんは現在学生会国際交流部部長でSAの学生リーダー、長尾さんは同副部長を務めています。
受賞内容や現在の活動を聞いた山川校長からは、「今後もますます学内の国際交流活動を進めてください」と激励の言葉が贈られました。
山川校長に報告する西米さんと長尾さん |
山川校長との記念写真 |
Student Ambassador(学生アンバサダー、SA)と学生会国際交流部
宇部高専Student Ambassador(学生アンバサダー、SA)は平成28年に長期・短期留学生との交流活動を企画・推進する学生グループとして組織されました。令和3年には活動実績が認められ、学生会国際交流部に昇格。初代部長は木谷映南さん(物質工学科5年)が務め、今年度は2年目となります。
学生会国際交流部は今年度の国際交流活動でも大きな活躍をしており、留学生のためのウェルカムパーティや異文化体験ツアーの企画・運営を行っています。また、10月から台湾、マレーシアの協定校から来校している短期留学生のサポートもしています。
なお、本校SAの国際交流活動については、木谷映南さん(物質工学科5年・前国際交流部部長)、畑村学留学交流室長が、日本高専学会誌第27巻第4号(2022年)に詳細を報告しています。
学生のコメント
木谷映南(物質工学科5年、前国際交流部部長)
初代国際交流部部長を務めた木谷映南です。私は1年からSAに所属し、国際交流活動を行ってきました。昨年度国際交流部の初代部長を務め、SA以外の学生をどう国際交流活動に巻き込むかをテーマに活動を行いました。
現在私は、トビタテ留学!JAPAN(大学生コース)に採択され、マレーシア・マラ工科大学に長期留学をしています。今回初めて自分が“留学生”という立場になって、改めて国際交流活動で学んだことや得た能力がかなり活かされていることを実感しています。マレーシアでの生活は、国際交流という活動の中でなく、普段の生活の中でどんな状況でも誰でも私のことを助けてくれる人たちばかりで、今まで助ける側だったのが助けられる側になり、留学生にとって周りのサポートがどれだけ大事か気がつきました。
これからは今までの経験を活かして、学年や活動の枠にとらわれることなく、普段の学校生活の中で自然と留学生と関われる環境を作っていけるようにしていこうと思います。