独立行政法人国立高等専門学校機構 宇部工業高等専門学校

EnglishVietnamese
目的別

Kosen Open Innovation challenge powered by JICA 2022で本校学生が入賞しました

NEWS

2022.11.22

令和4年9月30日(金)にオンラインで開催されたKosen Open Innovation challenge powered by JICA 2022の審査会に、本校から内田昊希さん(物質工学科2年)、赤崎百星さん(経営情報学科2年)、末次叶英さん(物質工学科1年)が参加し、優秀チームに選出されました。

このイベントは、高専とJICAが連携して、世界の課題解決に取り組むものです。各高専の学生が、与えられたテーマに対する課題解決策を練り上げて、そのアイデアを競い合います。
今年度のテーマは、「ルワンダ共和国の栄養改善に使えるアプリケーションの開発」でした。このテーマに対し、学生たちは、摂取する食事を入力すれば、必要な栄養量と比較してその過不足を表示するアプリケーションを作ることを提案しました。

11月2日(火)には、校長室を訪問し、山川校長へ受賞の報告をしました。報告では山川校長と懇談し、参加の動機や今後の目標について説明しました。

山川校長へ報告する様子

現在、3名は12月に行われる最終報告会に向け、制御情報工学科の学生のサポートを受けながらアプリケーションを製作しています。加えて、宇部フロンティア大学食物栄養学科の山下晋平准教授から栄養学の指導を受けるなど、ルワンダ共和国の担当者と相談して、現地で使える製品の開発を目指して、プロトタイプの製作を行っています。

山川校長との記念写真
(左から末次さん、内田さん、赤崎さん)

学生のコメント

内田昊希さん(物質工学科2年)

私は「2022JICA高専Open Innovationチャレンジ」の「子供も栄養、健康を改善する」という課題に参加しました。対象国であるルワンダ共和国では、子どもの栄養失調が社会問題となっており、栄養失調による発育阻害の子どもの割合が約33%と高いこと知り驚きました。
そこで私達のチームは、8月初旬からルワンダ共和国の情報収集を行い、アプリシステムを活用した栄養指導のプレゼンの準備をしてきました。2か月間の努力が実り、優秀チームに選ばれることができ、とても嬉しかったです。貴重な時間を私たちに割いて、協力してくださった先生方には感謝をしています。
現在は、12月の最終報告会へ向けて、プロトタイプを制作しています。プレゼンを行った私達メンバ-の力だけではプログラムを制作することが出来ないため、制御情報工学科の先輩に協力をしていただき開発を進めています。
このプロトタイプが少しでもルワンダ共和国の栄養失調の削減に役立つことを願い、最終報告会に向けてチーム一丸となって頑張ります。


このページを印刷する

ページ上部へ