2023.05.12
令和5年4月28日（金）、2022年春季海外研修成果報告会を行いました。今春は語学研修、海外研修、トビタテ留学JAPANを合わせて21名の学生が、韓国・永進専門大学、台湾・国立聯合大学で研修を行いました。研修に参加した学生が2会場に分かれて、1人5分でパワーポイントを用いた報告を行いました。
1年生（当時）で初めて留学に参加した学生が8名おり、その報告は初々しく驚きに満ちたものでした。
2年生以上の参加者も留学は初めての者が大半でしたが、報告は1年生よりずっと落ち着いており、工夫を凝らした発表で体験談を語ってくれました。
 成果報告を行う学生 |
 報告に対してコメントする金寺校長 |
報告会には海外に興味がある学生、今後留学をしてみたいという学生が多数参加しており、新1年生の姿も相当数確認できました。参加者の多くが積極的に質問を行い、活気のある質疑応答となりました。
 成果報告会の様子 |
 質問する学生 |
学生のコメント
水本美優（制御情報学科2年）
私は3月の初めから2週間、韓国の永進専門大学の英語村に留学しました。
そこでは、授業や放課後の活動など生活の全てに英語を使いました。授業では韓国文化や海外のマナーなど色々な分野にわたりたくさん学ぶことができました。特に印象に残ったのは永進専門大学のロボット職業革新センターでの見学です。人とロボットが共に作業している現場を直接見ることができて、とても興味深かったです。また、センサー技術やプログラムをどのように組み込んでいるのかとても気になりました。見学を得て、技術者の心構えを学び、改めて専門教科への意欲が湧きました。
帰国後、成果報告会では、研修での出来事を発表しました。たくさんの経験を数枚のプレゼン資料にまとめることはとても困難でした。他の研修に参加した人の発表では、共感する点が多く、もう一度自分の行動を振り返ることができ、今後の目標を見直すことができました。
今回の留学では英語だけではなく、海外の最新の研究を見学できました。そして、他国でたくさんの人と技術に出会えてとてもいい機会になりました。これからは今までよりも国際交流活動に力を注ぎ、様々な国の語学研修や海外研修にまたチャレンジしたいです。
青木美夕（経営情報学科3年）
私は2年生の春休みに学校のプログラムとトビタテ留学JAPANの制度を用いて、韓国で3週間の語学研修 ・韓国文化の研修を行いました。
初めの2週間は韓国の大邱市に位置する永進専門大学のDEAGU ENGLISH VILLAGEで英語力向上の研修に参加しました。英語村は施設がとても充実しており、学内では実戦形式やクイズ形式、対話形式での授業が多く、日本の英語教育との差に驚きました。残りの1週間は永進専門大学での研修で、午前中は韓国語の授業を受けたり永進専門大学の学生たちと触れ合ったりし、午後からは主に韓国の文化を体験しました。韓国の古墳を見に行ったり、射撃体験をしました。
海外研修成果報告会では、研修参加者が様々な視点から語学研修についての反省、課題を見つけ出しそれを踏まえた上で、今後自分自身がどうありたいかのプランを明確にしており、とても参考になる良い機会でした。