2023.11.24
令和5年10月26日（木）、2023年度夏季海外研修成果報告会を行いました。
今夏は語学研修、海外研修、グローバルアントレプレナーシップ研修、韓日共同プログラム、ペナンプロジェクト体験型研修、トビタテ留学を実施し、参加した59名の学生が報告を行いました。
報告はポスター発表形式で行いました。それぞれが自分の経験をA4用紙8枚にまとめ、それを前日のうちにポスタースタンドに貼り付けて準備。見栄えの良いポスター作りも良い経験になりました。当日はマルチメディア学習室に全員が集まり、それぞれが作成したポスターを壁にぐるっと立てかけて会場を設営しました。
報告会には興味を持った学生、教員、そして宇部高専に来ている長期・短期の留学生が集まりました。
 会場の様子 |
発表は半数ずつ前後半に分かれて行い、報告者はポスターの前で説明しました。聴講者は説明に聞き入って質問する学生、興味を持ったポスターに見入る者などがおり、盛況となりました。
 ポスター前で説明する学生 |
 議論の様子 |
 閉会挨拶（金寺校長） |
参加学生のコメント
永安 彩星さん（経営情報学科1年）
夏のシンガポールでの英語研修では、主にスピーチやプレゼンテーション、インタビューがありました。最初は緊張や恥ずかしさで戸惑うことが多かったですが、とてもいい経験ができました。
私はこの研修で積極的に取り組むことの大切さとコミュニケーションを取ることの楽しさを知ることができました。積極的に取り組むからこそ自分にできることが増えて自信を持ち、恥ずかしがらずにコミュニケーションをとることができるのではないかと思います。シンガポールの友達もでき、今でも定期的に連絡をとるほど仲良くなることができました。恥ずかしさより、コミュニケーションをとることが楽しいと思えるようになったことが私の大きな成長です。今後の課題として、「失敗を恐れずに挑戦すること」を心がけたいです。自分にはできないと決めつけず思い切りを大切にし、自分の可能性を広げていきたいです。
成果報告会では、うまく伝えられるか不安でしたが、事前に準備したポスターを使って研修で学んだことをうまく伝えられ、シンガポールで学んだことが活かせた発表になりました。これからはシンガポール研修で学んだことを、まわりの人にも伝えらるようになりたいと思います。
安達 花優さん（物質工学科4年）
私は、この夏台湾国立聯合大学で中国語の学習および陽極酸化の研究を行いました。具体的には、陽極酸化を用いて酸化アルミニウム膜の染色処理を行う実験をしました。身近なものを用いて実験を行い、キーホルダー、ペンホルダーを作りました。中国語の授業では、台湾の文化や食べ物について学ぶとともに、中国語の文章の構成についても学びました。
以上の内容について、成果報告会ではポスターを使って発表しました。台湾や海外での研修に興味がある人がたくさん聞きに来てくれました。人前でポスター発表をする機会は少ないので、非常に良い経験となりました。
台湾では英語を使って話すとなると言葉につまったり、言いたいことをうまく伝えるのが難しかったため、英語力不足を感じることが多かったです。今後は、DMM英会話や寮の国際交流活動など、もっと語学力を身につけて、また新しいことを学びに海外に行きたいと思っています。