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学生が台湾文藻外語大学で台湾華語研修を行いました

NEWS

2023.10.13

令和5年8月21日(月)から9月6日(水)にかけて、本校が学術交流協定を結ぶ台湾文藻外語大学(高雄市)で、7名の本科学生が台湾華語(中国語)研修および日台文化に関する調査を行いました。

ウェルカムパーティの様子

文藻外語大学日文系の学生との交流会

今回の研修に参加したのは1年生7名で、文藻外語大学応用華語系の台湾華語プログラムに加え、渡航前から調査を開始していた日本と台湾の文化に関する自主課題について、応用華語系の学生チューターのサポートを受けて現地調査を行いました。自主課題の成果は、9月4日に行われた成果報告会にて中国語と英語で発表しました。
本研修には、新居浜高専、高知県立大学の学生も参加し、他高専や日本人大学生と海外で交流する貴重な機会にもなりました。

10月からは台湾華語の講師を担当した学生2名が来校し、本校で4ヶ月の中国語教育実習を行います。

●自主課題のテーマ
西村 鉄兵(電気工学科1年) :鉄道、MRT高雄を1周するプランを考えました!
西村  渉(電気工学科1年) :タピオカミルクティーの飲み比べ
田中 琴音(物質工学科1年) :台湾と日本の緑茶の違い
大島 一華(経営情報学科1年):日本と台湾のコンビニエンスストア
中村 紗希(経営情報学科1年):高雄の夜市
藤村 更紗(経営情報学科1年):台湾のスイーツについて
藤本 結衣(経営情報学科1年):台湾と日本の果物スイーツの違い

客家(はっか)料理を堪能(異文化体験ツアー)

藍染め体験(異文化体験ツアー)

客家の油傘作り(異文化体験ツアー)

美濃の「旗山国民小学校」。日本統治時代の建物を現在でも使っている(異文化体験ツアー)

中国語の授業の様子

文藻外語大学グラウンドで


参加学生のコメント

中村紗希さん(経営情報学科1年)

 私は今回の研修で、中国語の授業を受講し、自主課題では「高雄の夜市」について調べました。
 中国語の授業では、まず発音や声調から始まり、簡単な日常会話や買い物の際に使えるような会話を学びました。授業は中国語だけでなく、英語や日本語を交えた形で行われたため、授業内容をしっかり理解することができました。授業中に授業の内容についてのゲームを挟んでくれたりしたので、楽しく学ぶことができました。
 自主課題では、高雄の2つの夜市を比べました。授業後の課題研究の時間に、チューターの方たちが1人1人の研究に合った場所に連れて行ってくれて、スムーズに研究を進めることができました。
 日常生活では、チューターの方々が毎日のようにデパートやカフェに連れて行ってくれたり、美味しいご飯屋さんで一緒に晩ご飯を食べたりなど、毎日を充実した時間にしてくれました。前期にオンラインで交流していた文藻外大日本語学科の学生とも出掛けたり、留学生全員で客家文化を体験しに美濃に旅行をしたりなど、文化の違いに直接触れながら、毎日楽しい思い出を作ることができました。17日間という短い時間でしたが、いろいろなことを経験できて、とても幸せな時間でした。


研修修了証を持って記念撮影


西村鉄兵さん(電気工学科1年)

 私は今回の台湾での研修において中国語を学び、自主課題では台湾の鉄道について調べました。
 中国語の授業では、発音やアクセントなどを細かく学び、学んだ中国語でミニゲームなどをして楽しく学習しました。また、放課後には台湾の街に出て買い物や台湾グルメを楽しみ、定員との簡単な会話、バスや電車の中で流れる中国語の放送が少し聞き取れるようになりました。
 文藻外語大学日本語学科の学生とは日本語で交流しました。文藻の学生が食事に連れて行ってくれ、日本が台湾の人に愛されていることを感じました。日常生活では、台湾の方々の優しさに触れることができました。バスを待っている時も見ず知らずの女性の方が話しかけてきてくれ、日本語や中国語で楽しく話したり、私が風邪を引いた時もとても心配してくれたりと、アットホームな雰囲気で研修を行うことができました。
 台湾には日本語を話せる方が多く、私は初の海外で緊張していましたが,その不安はすぐに無くなりました。台湾を離れる最後の日には、文藻外大の学生が日本語で書いた手紙をくれ、寂しく帰りたくないと思えるようなとても最高の国でした。
 この2週間は自分にとってかけがえのない日々で、一生の宝となるたくさんの出会いを経験しました。


中国語講師を担当した応用華語系学生と(一番左が西村鉄兵さん)


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