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宇部ロータリークラブ例会で「宇部高専グローバルマイスター」2名が報告

NEWS

2024.04.03

令和6年3月14日(木)、ANAクラウンプラザホテル宇部で開催された宇部ロータリークラブ例会にて、令和5年度宇部高専グローバルマイスターの学生2名が報告を行いました。

2017年度に始まった宇部高専グローバルマイスターの認定制度では、これまで98名の学生が認定を受けています。グローバルマイスターには、2020年度から宇部ロータリークラブより「内良(うちら)奨学金」が授与されることになりました。今回、本年度グローバルマイスターに認定された6名のうち2名の学生が報告を行いました。

宇部ロータリークラブ例会の立て看板の前で

赤崎百星さん(経営情報学科3年)は、1年次からオンラインでの国際交流活動に参加し、2年次にはトビタテ留学JAPANに採択されシンガポールポリテクニックで英語や異文化交流の研修を行う他、「KOSEN Open Innovation Challenge powered by JICA」で作成したアプリの検証実験のためアフリカ・ルワンダに渡航しました。3年次にはニューカッスル大学での英語研修を行っており、学んだオーストラリアの多様性等について報告しました。

繁山蘭さん(経営情報学科4年)は、3年夏のマレーシア・マラ工科大学で行われた英語研修について報告し、さらには4年夏にベトナムの協定校であるCOIT(商工短大)の実施した「グロ-バルアントレプレナーシップ研修」について日本語学習のサポートやPBLを行った活動について報告しました。帰国後は宇部で国際交流活動を行うNPOに所属し、宇部在住の留学生との交流活動や、外国人向け日本語講座に参加し、これまでの経験を活かしていることを報告しました。
最後に畑村学留学交流室長が、宇部高専の国際交流の取り組みやグローバルマイスター制度について説明を行うとともに、内良奨学金給付に対するお礼の言葉べました。

報告後の記念写真
(左から神谷会長、赤崎さん、繁山さん、畑村留学交流室長、平田幹事)

報告会の最後には、神谷晃宇部ロータリークラブ会長から2人の活動に対して称賛と激励の言葉が贈られました。

学生のコメント

赤崎 百星さん(経営情報学科3年)

 この度の宇部ロータリークラブの例会で、トビタテ留学JAPANをはじめとする1年次から行ってきた国際交流活動について発表する機会を頂きました。また、今年度までの国際交流活動を振り返り、今後の意気込みや今後の方針を報告しました。報告後には、宇部ロータリークラブのメンバーの皆様から激励の言葉をいただき、より一層グローバルマイスターとしての自覚を持ち、宇部高専の国際交流活動を盛り上げていこうという思いが強くなりました。宇部ロータリークラブの例会で発表できたことはとても良い経験になりました。これからも今まで以上に積極的に国際交流活動に参加するとともに、コミュニケーション能力、異文化理解力をさらに向上させ、更なる高みを目指し続けます。

報告を行う赤崎さん

繁山 蘭さん(経営情報学科4年)

 私は4年間の国際交流活動を経て、自分の偏見や価値観を変えることができました。
 1・2年生の頃は、コロナウイルスの影響で実際に海外へ渡航することはできませんでしたが、オンラインで台湾や韓国の学生と交流しました。3年生では、マレーシア・マラ工科大学での語学留学に参加しました。イスラム教の文化を体験でき、自分の視野を広げることができました。帰国後は、オンラインでマラ工科大学やスウェーデンの学生と交流を深めました。4年次には、宇部で国際交流活動を推進するNPOの活動に参加し、学外の国際交流活動にも参加しました。夏には、「アントレプレナーシップ研修」でベトナムCOIT(商工短大)へ行きました。期間は短かったですが、ベトナム人の学生に日本語を教えるという貴重な体験ができ、自分のスキルアップにつながりました。卒業までの1年間で、これから入学してくる新入生や国際交流に興味のある学生に国際交流活動の面白さや楽しさを伝えていきたいです。そして、将来は海外事業の仕事に就き、会社や社会全体のグローバル化に貢献したいです。

報告を行う繁山さん


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