2023.10.18
令和5年9月30日(土)、呉高専(広島県呉市)主催で国際ワークショップ「アジアDAY」が開催され、宇部高専から留学生2名(マレーシア、ベナン)を含めた本科生19名が参加しました。
「アジアDAY」は、中国地区高専の留学生、日本人学生が一緒に参加することで、異文化の理解、特にアジア諸国の文化への理解を深めることを目的とし、高専間での留学生同士の交流を活発化させるとともに、国の枠を超えた友人作りの場となっています。今回の参加者の出身国は8ヵ国で国際色豊かなワークショップとなりました。
(参加者の出身国 : カンボジア、インドネシア、インド、モンゴル、ラオス、ベナン、マレーシア、日本)
イベントの最初にミニゲームを行うことで参加者の緊張がほぐれ、国や高専間の垣根を超えて直ぐに打ち解けあいました。
ミニゲーム(絵心と多少の英単語力を必要とする伝言ゲーム) |
その後、ラオス、モンゴル、カンボジアの留学生による母国の紹介がありました。
同じアジアの国々ですが、見たこともない、聞いたこともない、独特の景色や文化に、みんな引き込まれていきました。
母国紹介(ラオス) |
母国紹介(モンゴル) |
母国紹介(カンボジア) |
午後はグループごとに各国のブースを巡り、その国の文化に触れたり、伝統のゲーム体験をしたりすることを通して互いの理解と交流を深めることができました。
エジプトのピラミッドについて |
日本かるた遊びで白熱 |
羊のくるぶしの骨“シャガイ”を使ったサイコロ遊び |
ラオスの伝統楽器-竹笛披露 |
カンボジアのイラストシートを使ったゲーム |
写真撮影の後、別れを惜しみつつ互いの連絡先を交換しました。
参加者全員集合! |
参加学生のコメント
アダンホ オレル フルーリイ セナミ さん (機械工学科4年)
9月30日に呉工業高等専門学校で行われたアジアDAYに参加しました。このイベントは非常に楽しいものでした。ゲームや多くの留学生のプレゼンテーションなどが行われ、本当に素晴らしい経験でした。これまで他の高専の学生と交流する機会がほとんどなかったので、このイベントに参加することを楽しみにしていました。参加することで、たくさんの人と出会い、異なる国の文化に触れる機会が得られ、本当に価値ある経験でした。アジアDAYを計画してくれた呉高専の関係者、そして一緒に呉高専まで行ってくださった先生方、また宇部高専の学生たちに感謝の意を表したいと思います。皆さんのおかげで、充実した一日を過ごすことができました。また同様のイベントに参加する機会があれば、ぜひ参加したいと思っています。このような国際交流は、新たな視野を開き、多くの学びと友情をもたらしてくれる貴重な機会です。再び参加できる機会を楽しみにしています!
井上 茉歩 さん (経営情報学科3年)
私は今回初めて「アジアDay」に参加しました。内容は、他校の留学生の発表を聞くこと、グループに分かれてのミニゲームなどでした。他高専ということもありグループ分けは不安もありましたが、すぐに打ち解け楽しむことができました。他校の留学生の発表では、日本語がとても上手でスライドの内容も興味が持てるもので楽しかったです。ミニゲームでは配られた英単語から英文とイラストを作ったり、イラスト伝言ゲームなどをしました。この活動で一気に距離が縮まったと思います。各グループ個性がでていて面白かったです。他にも留学生や他高専と関わる場面はありました。これらをこれからの活動の中で活かせていけたらなと思います。また、私は今回の「アジアDay」で、以前留学先で仲良くなった呉高専の友達と再開することができました。国際交流活動を通して幅広く交友関係を築くことができるので、これからも積極的に参加したいです。