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物質工学科山﨑博人教授が合成樹脂工業協会学術奨励賞を受賞

NEWS

2015.10.21

物質工学科山﨑博人教授が、10月8日(木)に合成樹脂工業協会主催の第65回ネットワークポリマー講演討論会(於:新潟大学 五十嵐キャンパス)の中で、『第39回合成樹脂工業協会 学術奨励賞』を受賞しました。

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協会賞授賞式での集合写真

(右から3番目が山﨑教授)

合成樹脂工業協会は、国内の熱硬化性樹脂の製造者によって、65年前(昭和26年)から年1回の講演討論会を開催してきている歴史ある事業団体です。そして、その事業内容は、大学・公設機関の研究者、そして企業技術者が集う講演討論会の開催のみならず、学術誌ネットワークポリマーの発刊など、学術活動を幅広く展開しています。

山﨑教授は、宇部高専T&B会員企業の明和化成株式会社との共同研究課題「柔軟性をもつフォトレジスト材の開発(2006〜2012年度)」の中で得た成果を、2011年より本協会で発表したことでその功績が認められ、受賞となりました。そして、本協会賞には38年前より若干名が毎年表彰されていますが、これまで高専教員による受賞経歴はなく、高専教員としては39年目にして初の快挙を成し遂げました。

10月19日(月)には、三谷校長へ受賞の喜びを報告し、研究内容や今回の受賞について懇談を行いました。

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受賞を記念して

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受賞報告の様子

以下に山﨑教授からのコメントを紹介します。

「この度の受賞は全く予期してなかったサプライズの出来事で、知らせを受けた際には大変感激しました。そして、地元企業さんからの依頼で、これまでに経験したことがなかった内容の研究課題を、解決に向け共同で取り組み、その成果が認められ、受賞へと結実したことを大変嬉しく思います。また、これまで専攻科生3名、卒研生9名が本研究に携わってきました。彼らの真摯に研究に取り組む姿勢が、大学院生顔負けの成果をもたらしてくれ、感謝の極みです。本研究の最終ゴールには未だ、道半ばの状態ですので、今後も尽力して参る所存です。」


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