2018.01.31
1月26日(金)、苗栗県(台湾)と下関市両ライオンズクラブのメンバーが、台湾の交換学生6名を連れて宇部高専を訪問しました。
両ライオンズクラブは36年前から姉妹提携を結び、29年前から隔年で日台学生の派遣と受け入れを行っています。下関側が受け入れるのはいずれも苗栗ライオンズクラブのある苗栗県出身の学生であり、今回来日した6名には、本校が学術交流協定を結ぶ国立聯合大学(苗栗)の学生2名も含まれており、秘書として引率した徐世宏さんも、聯合大学経営管理学院の卒業生です。今回の訪問は、そうした苗栗および聯合大学とのつながりで実現しました。
最初の懇談会では、久保田良輔校長補佐が歓迎の挨拶をし、そのなかで宇部高専の国際交流の状況や台湾との関係、特に聯合大学との学生・教員の交流、昨年開催した日台カンファレンスについて説明されました。
懇談会後の集合写真
その後、下関ライオンズクラブの橋本一成会長がご挨拶をされ、引き続いて今回の訪問団の団長である鍾國振国際委員長、秘書の徐世宏氏が訪問受け入れのお礼の言葉を述べられました。
一行はその後、聯合大学で2014年と2016年の2度の在外研修を行い、本校と台湾協定校との交流活動を中心になって行っている畑村学教授の案内で、学内の実習工場、図書館、食堂、学生宿舎を見学しました。
実習工場を見学する訪問団
図書館の「台湾コーナー」の前にて
左から羅士宏さん(国立聯合大学光電工程学系)、姜亦寧さん(靜宜大學資訊傳播工程系)、鄧羽寧さん(國立臺北商業大學財務金融系)
白鳥寮の食堂を見学
宇部高専は、「KOSEN4.0イニシアチブ事業」に採択され、海外協定校との交流活動を通じて、地域のグローバル化にも貢献することを実施しており、今回の訪問団受け入れも、その事業の活動として行っています。
羅士宏さん(国立聯合大学光電工程学系4年)
今回日本に来ることができて非常にうれしいです。私は聯合大学の国際ボランティアクラブに所属しており、これまで聯合大学に研修生としてやってきた宇部高専の学生をサポートしたことがあります。今後、また来る機会があれば、ぜひサポートしたいと思います。