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台湾の文藻外語大学にて中国語研修を実施

NEWS

2018.09.21

8月27日から2週間の日程で、本校と交流協定を結ぶ文藻外語大学(台湾高雄市)で中国語の研修を行いました。研修には1~3年生までの学生が参加、本校学生14名に加え、同じ第4ブロック(中国四国地区)の新居浜高専から6名、米子高専と広島商船高専から各1名、高知県立大学の大学生4名が参加しました。

昼休みを挟んで午前・午後の計4時間の初級中国語の授業では、文藻外大応用華語文系のマスター(修士)の学生が実習として授業を担当しました。

中国語の授業の様子

中国語の授業の様子

授業は、日常生活を場面として取り上げ、街や店で実際に使えることを目的に構成されています。午前は新しい内容を学び、午後はそれを実際に使って習得する体験型の中国語の授業です。

コンビニで中国語を使って買い物

コンビニで中国語を使って買い物

午後の授業終了後、夕方5時までは、応用華語文系のチューター学生が、各自が準備したテーマの調査をサポートしてくれます。

台湾の伝統お菓子作り体験

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台南異文化体験旅行

9月7日には研修の成果報告会を開催し、各自英語や中国語で自分が調査した結果を報告しました。

成果報告会の様子

成果報告会の様子

成果報告会後の集合写真

成果報告会後の集合写真

参加学生の感想

福重航大さん (物質工学科3年)

8月26日から9月8日までの2週間の間、台湾の文藻外語大学にて中国語研修に参加した。この研修で私は微力ながらリーダーを担当することになった。
中国語の講師は応用華語系の大学院生で、とても優しく気さくな方々だった。研修の初め頃、私たちは先生のテンションについていけず、一人ずつ充てられる質疑応答に困惑気味であった。しかし、慣れてくるとみんな一生懸命に応えようとする姿勢で溢れ、とてもいい雰囲気で授業を受けることができたと思う。また授業の中で、同じ研修を受けている日本人同士でも更にコミュニケーションを取れるようにと企画した「ランダムでの席替え」も、他の高専生や大学生と仲良く喋っている場面をみることができ、我ながらいい企画だったのではないかと思っている。
研修には日本人1人に応用華語系の学生1名がチューターとして着き、自由時間や成果報告会の準備等を手伝ってくれた。自由時間にはチューターが大学近辺の観光スポットや美味しいレストランに連れて行ってくれた。そのおかげで2週間という短い期間であったものの、台湾・高雄の魅力を味わうことができた。しかも、最後には担当のチューターからお土産をもらい、とても驚き嬉しかった。私たちもその感謝の気持ちを綴った手紙と些細な贈り物を準備し、喜んでもらってとても嬉しかった。
最後に、このような貴重な経験をさせて頂いた事に畑村先生をはじめと諸先生方に感謝するとともに、中国語を丁寧に楽しく教えてくださった先生方、何から何まで面倒をみて下さったチューターさん方に感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました。

福光春那さん (物質工学科2年)

文藻外大では中国語の授業を受けました。中国語は発音が難しく苦戦しました。生活で必要な単語や聞き方を覚え、実際に買い物の時に使いました。数字の聞き取りと発音が出来るようになりました!中国語をもっと知りたいと思いました!
今回の留学ではたくさんの出会いがありました。チューターと話す時は基本英語でした。カタコトの英語でなんとか会話をしました。話の中でなんと言っていいか分からない時はGoogle翻訳を使いました。自分の英語力のなさに愕然としました。伝えたいことがすぐに伝えられないのはこんなにも辛くて悔しい事なんだと実感しました。
この留学で1番大切だと思った事は、言葉が通じなくても、笑顔で積極的に話しかける事です。話しかける事で会話がうまれ、コミュニケーションを通して言葉を学ぶことができました!

木谷映南さん (物質工学科1年)

今回の海外研修で「コミュニケーション」の大切さと、コミュニケーションでいろんな人と繋がれる事がわかりました。
中国語は初めて勉強する言語で、特に発音が難しかったです。でも授業で習った言葉を実際に使ってみたり自分からチューターに聞いてみたりどんどん触れるようにする事で知識が増えました。機会が来るまで待つのではなくて自分から機会を作るのが一番大切だと思い、その1つとして「コミュニケーション」があると思いました。
またチューターの学生と仲良くなるには自分から話しかけてそこから話を広げる事が大事だと思いました。翻訳アプリをずっと使うのではなくて間違えてもいいからとにかく話す事を意識しました。日本人は英語に自信がなくて自分から話すのをためらう人が多いけど、台湾人は素直に自分を表現する人が沢山いて、堂々と日本語を使っているところが素敵だと思いました。
今回学んだ事を自分でももっと勉強していきたいです。またお世話になったチューターの関係も続けていけるように頑張りたいです。


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