2020.03.06
3月3日(火)、15名の学生を「宇部高専グローバルマイスター」に認定しました。
認定後の集合写真
「宇部高専グローバルマイスター」は、宇部高専が実施する海外研修プログラムや語学研修等に参加し、かつ本校の長期留学生や短期留学生との交流活動を企画・運営したり、積極的に活動に参加したりした学生で、語学力やグローバルマインド等が一定の水準を超えた場合に認定証を授与するもので、2017年度から始めた新しい制度です。
グローバルマイスターには、通常のグローバルマイスターと、エクセレントグローバルマイスターの2種類があり、グローバルマイスターに3年生から専攻科1年生までの13名、エクセレントグローバルマイスターには、本科生2名を認定しました。
今年度最終日である3月3日に、校長室で山川昌男校長より認定証とバッジが手渡されました。
山川校長からエクセレントグローバルマイスター認定証を受け取る重政さん
山川校長から祝福の言葉を受けるグローバルマイスターの学生
グローバルマイスターに認定された学生には、今後も積極的に国際交流活動に参加し、学内のグローバル化に貢献してもらいたいと考えています。
上がエクセレントグローバルマイスター、下がグローバルマイスターのバッジ
認定された学生のコメント
重政 美歩さん(経営情報学科3年、エクセレントグローバルマイスター)
私は、国際交流が盛んな学校ということで宇部高専に入学し、1年の夏にシンガポールで英語、2年の夏には台湾で中国語、そして3年の夏はトビタテ留学JAPAN高校生コースに採択され、フィリピンセブ島にプログラミングのスキルを学びに留学しました。
学内では、寮の国際交流委員とSA活動をして長期留学生や短期留学生と交流してきました。季節に合わせたイベントを企画したり、山口県観光のツアーの予定を立てて案内したり、留学生と多くの思い出を作ってきました。このような活動を3年間継続して行い、コミュニケーション能力や異文化理解や語学力が高まりました。
今回「エクセレントグローバルマイスター」に認定していただき、これからも国際交流活動を続けて、もっと多くの人に参加してもらえるイベントを企画しようと思います。そして自分自身ももっと海外に出て多くのことを吸収し成長し、将来は世界に飛び出て活躍できる「グローバルリーダー」になれるように頑張ります。
村田愛香さん(物質工学科3年、グローバルマイスター)
私はこの3年間でフィリピンやマレーシアへの留学、SAとしての活動を行ってきました。フィリピンでは1週間、マンツーマンで英語の発音、文法などの授業を受けました。また、「カラン」と言う日本ではあまり知られていない勉強法で英語を学びました。マレーシアのマラ工科大学には、2年の時に語学研修で留学し、3年の夏はトビタテ留学JAPANに採択され専門に関する実験を行いました。語学研修では、主にマレーシアの文化を学べるような講義を聞いたり、プレゼンテーションを行ったりしました。3年の専門の研修では、3種類の微生物の「バイオフィルム合成」に関する実験を行いました。研究室ではマレーシアの学生や先生とコミュニケーションをとりながら実験を行う毎日でした。
留学期間中、私は困っている外国人に手助けしてくれる現地の人の優しさを実感しました。留学していた時に手助けしてくれた外国人へ直接恩を返すことはできないけれど、私も日本にいる外国人、学校にいる留学生の手助けがしたいと思っています。そのために、これからは学校での留学生との活動、そして自分自身の語学力の向上に力を注ぎたいと思います。