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台湾国立聯合大学で6高専合同の海外研修を行いました

NEWS

2024.04.18

春休み期間中の3月4日~30日、本校が学術交流協定を結ぶ台湾国立聯合大学(苗栗市)で、6高専合同の海外研修を実施し、本校から物質工学科3年(昨年度)の学生が1名参加しました。

成果報告会でプレゼンテーションを行う小山 柚月さん

放課後、パーティルームで聯合大学学生との交流イベント

聯合大学では、毎年夏と春の長期休暇に高専生の海外研修を実施しており、今回の研修には第4ブロック(中四国)の高専を中心に6高専から9名の学生(宇部1名、新居浜1名、高知2名、函館2名、小山1名、木更津2名)が参加しました。研修は、各専門の研究室に分かれて実験・実習を行い、最後は成果報告を英語で行うというものです。

放課後や週末は聯合大学国際ボランティアの学生が様々なアクティビティを準備しており、参加学生にとって非常に充実した研修となりました。

国際ボランティアの学生と、日本統治時代に作られた勝興駅に観光する様子

聯合大学の学生、他高専生の学生と週末に台北に小旅行する様子

学生のコメント

小山 柚月さん(物質工学科4年)

 私は春休みの約1カ月間、台湾国立聯合大学で専門に関する研修を行いました。
 研究活動では、「水熱法によるコーヒーの殻や渣の抽出液を用いたスキンケア商品の開発」をテーマに研究を行いました。研究室では台湾の学生に指導してもらい、専門器具の使用方法や名前等を学びました。コーヒーの地球温暖化問題に関しては、指導教員である林永昇先生の論文を読み、抽出方法や検査方法を研究室の学生とスケジュールを確認しながら決めました。
  研究室では日本人学生は私1人でしたが、サポートをしてくれる学生がとても親切だったため、自分が行いたい研究や成果報告会の資料作りも計画的に進めることができました。
  平日の自由時間には、パーティールームと呼ばれる部屋へ集まり、聯合大学の国際ボランティアの学生に中国語を教えてもらったり、一緒に夜ご飯を食べたり、ゲームをして遊んだりと台湾の学生と交流を深め、台湾の様々な話を聞き、色々な場所へ連れて行ってもらいました。台湾の学生はみなとてもフレンドリーで親切なため、楽しく充実した時間を過ごせました。
  休日には、台北や台中の観光地へ連れて行ってもらい、台湾の文化や歴史に触れ、夜市では台湾の伝統的な食べ物を食べました。特にサツマイモボールと呼ばれる揚げものがおいしかったです。地域によって夜市の雰囲気や売っている物が違うため、探検をしているようでとても楽しかったです。
  私は今回初めて台湾へ行ったのですが、台湾に何回でも行きたいと思えるくらい台湾が好きになりました。台湾の雰囲気もそうですが、食べ物が美味しいこと、学生や町のお店の人がとても親切なことなど様々な台湾の良さを知ることができ、本当に充実した1カ月をおくれました。


呉芳賓研究発展処長から修了証を受け取る小山 柚月さん


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