独立行政法人国立高等専門学校機構 宇部工業高等専門学校

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目的別

専攻科

Advanced Course

専攻科案内

より高度で幅広い知識と技術を備えた技術者・研究者を育成します

専攻科は、「深く専門の学芸を教授し、職業に必要な能力を育成すること」を目的とする5年間の高等専門学校における教育の基礎の上に、「精深な程度において工業に関する高度な専門知識及び技術を教授研究し、もって広く産業の発展に寄与する人材を育成すること」を目的として設置されています。
本校の専攻科には、機械、電気、情報等を専門分野とする生産システム工学専攻、化学、生物、材料、環境等を専門分野とする物質工学専攻、および、経営、情報、数理等を専門分野とする経営情報工学専攻の3専攻があります。
専攻科を修了し、独立行政法人大学改革支援・学位授与機構の審査に合格すると「学士」の学位を取得することができます。

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準学士課程(本科)からの流れ

各専攻の紹介

生産システム工学専攻

生産システム工学専攻

先端工学技術の発展に対応し得る知識を持った独創的で解析力に優れた技術者の育成を目的としています。
産業界は、機械、電気・電子、情報など多分野の学問・技術を理解できる技術者を必要としています。専門分野の応用的・先端的な技術・知識に加えて、専門分野以外の技術・知識を、学生の希望に応じて幅広く選択させることにより、柔軟な発想のできる特色ある技術者を育成します。

物質工学専攻

物質工学専攻

物質変換およびエネルギー変換技術の発展に対応し得る高度な知識と技術を有する技術者の育成を目的としています。
化学工業、バイオテクノロジー、環境保全を中心とする産業界では、多岐にわたる専門分野で活躍できる高度な知識を有する技術者が必要とされています。化学、生物、材料、環境などの各専門分野を履修し、急成長するこれらの分野に対応できる技術者を育成します。

経営情報工学専攻

経営情報工学専攻

経済社会と情報技術の発展に対応し得る高度な知識と技術を有するビジネスパーソンの育成を目的としています。
この分野での産業界が要請するビジネスパーソンは多様です。これに対応できるように、学生の希望に応じて経営、情報、数理などの各専門分野を履修できるようにし、幅広い知識を備えたビジネスパーソンを育成します。

専攻科進学のメリット

学士号の取得と多彩な進路

専攻科に2年在学し、各専攻で開設している授業科目を62単位以上修得して、大学改革支援・学位授与機構の行う学修成果の審査及び試験に合格すると、学士(工学)の学位が授与されます。これにより、学制上も大学卒業生と同等となり、4年制大学の学部卒業と同等の条件で就職や大学院へ進学が可能になります。 修了後の進路としては、より高度な知識と技術を身に付けた技術者として、生産技術、設備等の施工管理、設計開発などの職種で活躍するほか、国公立を中心とした大学院の修士課程(博士前期課程)へ進学し、上記の職種以外に研究開発などの職種への道を目指す人もいます。

少人数制で充実した教育環境

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専攻ごとの定員が少人数であることから、きめ細かな講義と実験・実習、特別研究が行われています。教員とのFace to Faceの指導で、確かな実力が身につきます。

準学士課程との継続性を重視した教育

準学士課程教育(高専本科)との継続性を考慮し、実践的能力を養うための専門基礎科目や専門科目を用意し配置しています。このため、大学編入学と比較して履修科目の重複を避けることができ、学際領域や先端分野についてより幅広く・深く学ぶことができます。また、2年間にわたる特別研究は、担当教員による個人指導体制の下で取り組んでいます。入学するとすぐに選択された各専門分野の研究テーマについて研究室の指導教員のもとでレベルの高い研究に取り組むことになります。

インターンシップ

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企業・研究機関・大学院などで専門分野に関わる研究や就業体験等をします。自身の学修内容が大学や企業でどのように活用されているのかを知ることで学生の学習意欲を伸ばすとともに、将来の進路選択における指針を得ることを目的としています。学術交流協定を結んでいる海外の大学でのインターンシップを選択することもでき、国際的視野をもった技術者の育成にも力を入れています。

豊富な学会発表実績

大学編入学と比較し効率よく学びを深めることができるため、大学の学部生と比較し研究発表の場を多く経験することができます。中には、国際的な場で発表を行う学生もいます。

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